2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Musica Callada

余りにも残酷に平和過ぎる日常である。今の気分にしっくりする音楽を捜して、Yuji Takahashi / Federico Mompou: Musica Callada(高橋悠治『モンポウ 沈黙の音楽』)を選んだ。体調が優れず、暫く(1時間ほどか?)ベッドに横になっていたが、今起きた。高…

キミコ危うきに近寄れり。

きっこのブログのきっこさんは、「キミコ危うきに近寄らず」などと間抜けなことを書いていたが、近寄ってしまったようだ。“@kikko_no_blog: 原発が爆発して中国が攻めてきてるのにAKB48のじゃんけん大会を報じる新聞とテレビ。”「半日デモ」とかいって独りで…

様々なる臆測

別に批判しているわけではないので悪く取らないでいただきたいが、尖閣有事と津軽三味線に一体何の関係があるのだろうか。有事になれば、日本の伝統芸能が(理由が全く理解できないが)弾圧される、とでもいうのだろうか。 田口卓臣 @takuomitaguchiそうです…

私はバカが嫌いだ。(三宅雪子議員 @miyake_yukiko35 へ)

「国民の生活が第一」の三宅雪子議員の発言を読んで、「私はバカが嫌いだ」と思った。他人をすぐ「バカ」とか「アホ」と罵って言論を封殺すべきではない、というリベラルな皆さんの御意見もあるが、私は躊躇など少しもしない。「メンヘラ」という和製英語、…

抛棄する。

『ホーキせよ』、という呼び掛けには、(抛棄する)と内心そっと呟いて応答するが、その抛棄とは、権利とか財産というよりも、もっと根源的な力、それどころか生命の抛棄である。日本国憲法の九条では、国家の交戦権が否定されているそうだ。この交戦権の否…

自由と民主主義はまだやめないが、資本主義ならもうやめたい。

佐伯啓思の『自由と民主主義をもうやめる』(幻冬舎新書)という本があるが、私はまだ読んでいない。だが、内容はおおよそ察しがつく。自由と民主主義という戦後日本的な価値観、戦後民主主義を否定したくて堪らない保守派など掃いて捨てるほどいるからだ。…

彼らは前向きに天国へ逝く 我々は後ろ向きに生きている 

南尚よ 生きている意味なしTシャツを着て 笑ってみんなと記念写真に収まっていた君 君の名刺には 前向きに天国へ という一言 君は前向きに天国へ逝ったのか ほぼ 今の私と同じ 三十六歳か三十七歳の若さにして 長年の深酒が君の命を奪った 生きている意味は …

千坂恭二さんの「中国」

以下は大本薫さん(sunamajiri)がretweetしていた千坂恭二さん(Chisaka_Kyoji)の意見である。「中国に被害者意識しか存在しないのは、中国には権力と経済しかなく、すべては勝ち負けか、損得で決定するしかないことにある。言い換えれば中国には権威がなく、…

凄い一枚

Facebook, Twitterで出回っているが、合成写真ではないかという疑惑に、首都圏反原発連合のbcxxxさんがそうではない証拠に番組の動画を捜してきていた。それはそうと、まるで漫画のようにコミカルに、総裁候補5人が全員×の札を掲げている構図からは、自民党…

Kさんの死

76歳になる母親の同級生のKさんという男性が、別府で医院を開業していた。こちらからは一度も返事を出したことがないのに、年賀状や暑中見舞い、残暑見舞いなどを律儀に送り続けてくれていた。昨晩、母親が一度返事でも書いてみようかと思い立ち、別府の妹に…

音楽、記憶。

【鑑賞】 Now listening: Alfred Brendel: Liszt: Sonata in B minor (Sonata h-moll).【抜粋集】 吉田秀和『ショスタコーヴィチの「不信」』(1980年3月21日)より*** 「処刑を待機すること。これは私が一生悩まされ通した主題だ。私の音楽にはこの主題…

世界史の現実を無視

報道に接する限り、世界中に動乱の気配がある。いうまでもなく、中東に限らず非欧米世界に広く拡がった反米デモ、及び中国での反日デモである。確かに、前者に比べて後者は瑣末である。世界史的にはアメリカのヘゲモニーに漸く翳りが生じてきていることこそ…

浅草散歩

13:00にJR上野駅中央改札。パンダバスで浅草に移動。彼氏と一緒に雪駄を売る店をあれこれ見る。最終的に彼が一つに決めて購入。それから彼は私に、バッグと服を買ってくれた。とても優しい彼だ。デニーズで例によって冷麺を食べ、パンダバスで上野に戻る。そ…

iPadで書く。

私はiPadを購入したことを隠していたが、それは彼氏が怒ると思ったからだ。だが、昨日ばれてしまったが、別に怒られなかった。だから堂々と書いているが、タッチパネル方式で慣れないと打ちにくい。しかし、彼によれば、iPad専用の使いやすいキーボードがあ…

孤立した個人と「自由」な選択

選挙の問題と繋がらないと思われるかもしれないが、私が申し上げたかったのはこういうことである。最初から特定の政党の党員になっていたり、熱心な支持者である人々はもう、何処の党に投票するかという選択は終わっている。しかしながら、そうではない人々…

organisationの諸相

私が社会学を学んだことがないということをお断りしておくが、個々人が社会的にどう組織化されているのかということを考えていこうと思う。まず、誰にとっても家族があるというのは自明である。それから、学校、工場(20世紀の先進地域では企業)、軍隊(日…

政治とマーケティング、続き。選挙に行こう!という運動について。

昔Chance!周辺の人々が、「選ぶ楽しみ落とす楽しみ」という投票率を上げる運動をやっていた。それはそれで結構なことだと思うが、みんなが選挙に行っても自民党に投票するならば無意味で逆効果である。それは暗黙に、革新政党に投票して欲しいという要請なの…

「B層」を巡って:政治とマーケティング

竹中平蔵以来、通常は揶揄的な仕方で「B層」が話題にされることが多いが、その意味(定義)を私は正確には知らない。ただ、統治権力者側の人間が、広告とかマーケティングの手法で操作できる膨大な数の人々がいる、とみなしているということだけは分かる。そ…

9.15脱原発お散歩@浅草

以下に少し顔を出してみたが、参加者はみんな自作のプラカードを持っており、脱原発や福島のTシャツを着ている人々もいたが、私自身はそういうグッズを何一つ持っていない。沿道にも少しもアピールできないので、(少なくとも自分の参加は)無効かもしれない…

午前3時の思索

昨晩午前十時前に寝て(NHK FMのJazz Tonightは聴けなかった)、午前三時少し前に目醒め、やわらか生茶を一口啜って、長く伸びた爪を切った。CD Walkmanで音楽(『冬の旅』など)を聴こうかと思ったが、とりあえずやめておき、ほとんど無音の静寂を愉しむ。…

《たぁちゃんの爪は悪魔の爪》

どうしてなのかは分からないが、さっきシャワーを浴びたばかりだというのに、気分が悪くなってまた冷水を浴びた。酷い頭痛がするが、ひょっとしたら冷水シャワーや冷房のせいかもしれない。身体が冷えたかもしれないのだ。また、パソコンやiPhoneなどのやり…

地獄が降ってくる

午後一時にJR上野駅の中央改札を出て左の場所で彼氏と待ち合わせる。そのまま、散歩。上野から鶯谷に歩き、また上野に帰ってくる。私が気になったのは、寛永寺といっただろうか、それの墓地である。写真を撮りたい、と一瞬思い、心霊写真になるかもしれない…

漫遊録

関係と記憶を整理整頓して、実に気持ちがいい。何度も冷水シャワーを浴びる。真夏の暑さで汗を掻き、すぐに気持ち悪くなるが、水に流してしまう。今日も何度も図書館に通った。自民党の保守政治家や民主党の野田佳彦(現職の総理大臣)の本などをよく読んで…

夢の夢の夢の世を 現(うつつ)がほして

何(なに)せうぞ くすんで 一期(いちご)は夢よ ただ狂へ 燻(くす)む人は見られぬ 夢の夢の夢の世を 現(うつつ)がほして 思ひ出すとは 忘るるか 思ひ出さずや 忘れねば およそ人外の有様を しばらく思惟してみれば 傀儡棚頭(かいらいほうとう)に彼我…

[読書」「正直、日本がこんなにひどい状況とは思いませんでした。」

いじめ問題をレポートした『悪魔の教室』(ポプラ社)という本を読みましたが、この国の「いじめ」の現場はもう人間の世界ではないのですね。ですから「慈悲の瞑想」で慈悲の心を育てるとか、そんなレベルの話ではありません。人間失格ですから人間の師であ…

二和向台散歩

NHK FMで放送されている東京JAZZ 2012で、18:00からEsperanza Spaldingを聴きたいと思っていたが、うっかり忘れてしまった。それはそうと、母親と地域の有力者のお宅にご挨拶に伺ったが、彼は不在であり、奥さんに菓子の包みを渡して帰ってきた。店を出て少…