2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧
おはよう、セカイ。目が醒めて勇を鼓してやったことといえば……爪を切ること。ワロタ。それはともかく、iPhoneのJangoでSun Raのチャンネルを少し聴くが、流れてきたのはSun Raではなく、ミンガスとモンクだった。今はBranford Marsalis Quartet "Requiem"を…
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ マニアック #5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■発行遅延のお詫びと今日の一言私の意見は暗い。 『渡辺貞夫リサイタル(Sadao Watanabe Ricital)』を聴いている。 これは実に素晴らしい。私は過去を思い返し…
追想に生きる生。過去的な存在。《過去は、そのものとしては、もう無い。》━━それは確かにそうであろう。それはそうだが、不在のもののimageはあるのである。実際に描かれたもの。または、想像力で描かれたもの。視覚的なものだけが問題なのでもない。五官の…
それから、吉本隆明の性愛観ということだが、以前、鈴木健太郎さんへの御返事で申し上げたように、彼は60年代には「対幻想」という表現で男女のカップルの関係性を称揚し、80年代にはドゥルーズ=ガタリや浅田彰から拝借した「n個の性」という概念を多用…
皆さんの大多数には興味がないであろうような問題で、申し訳がないが。さて、私は、晩年のフーコーがインタビューで述べていた意見を想い出す。彼は、バロウズやジュネなどの同性愛の作家についてこう述べていた。「彼らは性を実に見事に描きます……」。それ…
実は、全く別のことについて書くつもりだったのだが、話が大幅にずれてしまった。言語表現、特に性表現について書くつもりだったのである。昨日少し吉本隆明を読み返したが、彼が江藤淳の『作家は行動する』、及びそこで取り上げられていた「若者作家」につ…
2時間前、深夜3時過ぎに目が醒めたが、それからずっと寝床で考え事をしていた。私は、深夜や早朝の闇が好きである。暗い処にぢっとしてあれこれ思い巡らすのが好きなのである。陽の照った明るい場所は好まないということなのだが、それでも午前中であるとか…
お題は「見憶えのある喜劇」ということだが、今はとりあえず岡井友穂氏という美術館系の方について書きたいが、彼は「真の保守主義者」を名乗っていた。ところが、よくあることだが、彼は別に保守的ではなかった。それはまさにアイロニーなのである。つまり…
久しぶりの「即興小説トレーニング」。お題は『やわらかい能力者』である。このテーマについて思いつくことは特にないが、まず、『柔らかい時計』というSF。それから、バロウズの『ソフト・マシーン』である。「能力者」という日本語をそれほど我々は使うだ…
【永易至文 Twitter】 https://twitter.com/nagayasu_shibun【にじ色ライフプランニング情報センター】 http://nijiirolifeplanning.jimdo.com/【にじ色ライフプランニング入門--ゲイのFPが語る〈暮らし・お金・老後〉 永易至文 (2012/5/11) 】 http://www.a…
讀賣新聞で濱野智史氏の短いコラムを読んで、少し考えたことをメモしておく。私は濱野氏の御意見はその通りだと思うが、どうしてそういうことになっているのか、ということを検討したい。私の意見では、ここ20年くらいを振り返って、現状を規定する大きな…
歴史の可知性について考えてみた。もう少し説明すれば、過去の経験を再構成する方法ということである。私は同性愛について考えていた。その歴史について、自分なりに「おおよそこうであろう」という意見ならあるが、それを超えて実証するのは難しい。実証と…
おはよう、セカイ。今朝は午前3時起床。とりあえず、日本茶。昨晩はColeman Hawkins "Hawkins! Alive! At The Village Gate"が非常に面白かった。今は、Duke Ellington "Piano Reflections"を聴いている。古い音源を幾つか出してきた。デューク・エリントン…
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ マニアック #4 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■アイロニーについてはろはろ〜。お元気ですか? メルマガを発行しなきゃいけない時間帯になりましたが、内容を何も考えてません(笑)。 困りましたね。とり…
"SEI is a little prayer" 西田鬼太郎 名義 (1990年代末) 凍り付くやふな風吹く白茶氣た薄明の街包む頃、空にはまぼろし、地には戀人ら這ひたる。諸の筒ヨリ悦びの雫しとどに垂れ、今にも消へんとす月明かりに照らされてかがやき、廻る廻る歴史の無常…
おはよう、セカイ。深夜1時に目醒める。大量の資料を整理する。ショスタコーヴィチの交響曲第5番ニ短調作品47、《革命》を聴く。カレル・アンチェル指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団。1961年11月11、14日録、プラハ《芸術家の家》にて…
おはよう、セカイ。『白木秀雄プレイズ・ボッサ・ノヴァ』を聴く。クインテットのメンバー全員が良いが、特に松本英彦のテナー・サックス、世良譲のピアノに注目。早朝から幸福なひと時を過ごす。喉が渇いたな。御茶でも飲もうか。まだまだ寒いね。暖房をず…
貧乏ではあるが、困窮して今すぐ死ぬ、というほどでもないし、働き過ぎに斃れるというほど働かされているわけでもない。それどころか、ほとんど全く何もしていない。私はそういう特権と幸福に感謝すべきだと思う。厭だ、というだけでそれをやらなくても良い…
おはよう、セカイ。"Earl Hines Plays Cole Porter"を聴いている。喉が渇いたのでサイダーを飲むが、まだ足りないので、コンビニにでもお茶を買いに行くかもしれない。この時間は当然まだスーパーは開いていないから。少しネットを散策するが、見るべきもの…
18年前の阪神・淡路大震災について個人的な想い出を書いておきたい。それは、その地震は早朝5時台に起きたが、まず、テレビに映し出された被害映像にびっくりした。高速道路とか。そして、その日は大学の講義があったから普通に登校したが、帰宅してみる…
阪神・淡路大震災が起きた日らしい。あれは1994年のこと。とすると、何年になるのか。今年は2013年だから。だが、ぼくはそれについては何も考えなかった。朝からYouTubeでクラシックを聴いていた。ブラームスにラフマニノフ。今は、レッド・ガーラン…
結局、寡頭制/貴族政が望ましい、という意見は多そうだね。いまや、世界の大多数の国々には貴族などいないわけだが、その代わりにテクノクラートや専門家がいるわけだろう。専門家支配に民主主義的な観点から批判や非難を加えるのは容易いだろうが、では、…
偽りの涙も枯れ果てたのか そこは砂漠 月の海 氷点下の太陽 澄み渡る 青空 誰もいない海 どこにもないランド 僕の中のバケモノ 何処にも行き着くことのない 一方通行路
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ マニアック #3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■無情(ゆめ)のかけら一週間ぶり。はろはろ〜。 特に書きたいこともないんだけど、まず、これから。ちょっとしたコント(?)です。☆ 明るい闇本題は、「心…
☆ 転送・転載歓迎━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ まるごと☆リンダちゃん #504 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■はろはろ〜。ちょ〜う貧乏なあだぐぢがお送りしますん。新年、明けましておめでとうございます! 何だか今年もサムイね。そろ…
昨日ちょっと読んだ諸橋泰樹『「戦後時代」の夕焼けの中で:ポピュリズムとルサンチマンの同時代を読む』(現代書館)の感想を書く。著者の諸橋氏は1956年生まれのマス・コミュニケーション学、女性学、社会学研究者で、他に『ジェンダーの罠』、『ジェ…
目醒めて、暇潰しに即興小説トレーニングで遊ぶ。お題は「彼女の祖母」だが、そのテーマで思い付くことは何もない。だから、別の関係ないことを書こうと思う。30年前から小説を書きたいと思っていたが、いまだに成功していない。恐らく、今後も成功しない…
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ マニアック #2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■実質創刊号!明けましておめでとうございますっ! メールマガジン発行人の攝津正です。 同姓同名の野球選手がいるけど、別人ですよ。勘違いした方いらしたら…
おはよう、セカイ!色々書こうと思ったけど、何か疲れてるなあ。前向きに何かやる気に全然なれない。目醒めるやいなや激しく落ち込んでいる。だめぽである。C3の掲示板に、宦官にひ完全去勢と不完全去勢(2種類)の合計3パターンがある。中国は完全去勢。…
むちむちぽこにゃん氏のツイートに触発されてFacebookであれこれ書いたが、それを再録することは控え、少し別の話題に触れてみたいが、世の中には思想は行動として実現され、テストされるべきだ、という御意見がかなり存在している。しかしながら、ぼくはそ…