日記
倉庫を隣りのガス屋に貸す関係でなかの古い荷物を出してきて整理し、不要な家具類や大半棄てたのだが、後は小学生の頃から大学に至るまでの私の厖大な原稿と若干の書籍である。昨日はたまたま鶴見俊輔『読書のすすめ』(潮出版社)を出してきて読み始めたが…
窓の外は雨が降っている。予報によれば、不安定な気候は木曜迄続くそうだ。今朝──いや今晩は、元気な猫二匹に起こされた。気付けば二匹とも戸の隙間から入り込んでいたのだ。まんマルとボンねこの二匹だが、これ以上仔猫が増えても飼い続けるのは大変なので…
死時から誤時過ぎ迄カタログ配布をしてゐたが、雨が強くなつて來たので朝食のため自宅に戻る。毎度の事だが冷麺を食したら、リハビリの予約の拾時二拾分位迄ちと休もうかなとおもふ。
昨日のエントリーを「独りよがり」「意味不明」という声があって驚いている。内容への賛否、文章の出来不出来についての感想はあると思うが、書いてあることがわからないということだけはあり得ない。Twitterなど世の中の論調をチェックしていると、冷笑派は…
昨日のエントリーを「独りよがり」「意味不明」という声があって驚いている。内容への賛否、文章の出来不出来についての感想はあると思うが、書いてあることがわからないということだけはあり得ない。Twitterなど世の中の論調をチェックしていると、冷笑派は…
起床後、藤井郷子/ポール・ブレイの『サムシング・アバウト・ウォーター』を聴く。先ほど終わり、2枚目はレッド・ガーランドの『リヴィジテッド!』(1957年録音)を選ぶ。昨日の安保法制反対の「総がかり行動」の報告や感想をネットで読んで胸が悪く…
嗚呼、青大将は左翼なる乎。然り。左翼である。若大将は右翼なる乎。然り。右翼である。今週末に迫りし船橋市長選に、唯物論者さへも土地の守護神に祈りを捧げるべし乎。然り、捧げるべし。されど、神々、青大将は我々の願いを聞かず。若し物が非情ならば、…
スーツケース一杯に詰め込んだ希望という名の重い荷物を君は軽々ときっと持ち上げて。これは『セーラー服と機関銃』の一節である。薬師丸ひろ子が歌った。最近UAがカヴァーした。『KABA』というCDに入っているし、ライヴでの映像がYouTubeにもある。僕が非常…
レナード・バーンスタイン指揮のニューヨーク・フィルハーモニックの演奏で、ショスタコーヴィチの交響曲第7番作品60「レニングラード」を聴く。1962年の録音である。僕がこの曲を知ったのは、80年代か90年代のことだが、お酒か何かのコマーシャ…
久しぶりにノートパソコンを立ち上げてはてなダイアリーを更新しようとしたが、Fire Foxが起動しないので諦めた。iPhone、iPadの便利さ、快適さに慣れてしまうとパフォーマンスの悪いオンボロのパソコンには戻れない気がする。今日は一日ずっと用事をしてい…
おはよう、セカイ。目が醒めて勇を鼓してやったことといえば……爪を切ること。ワロタ。それはともかく、iPhoneのJangoでSun Raのチャンネルを少し聴くが、流れてきたのはSun Raではなく、ミンガスとモンクだった。今はBranford Marsalis Quartet "Requiem"を…
追想に生きる生。過去的な存在。《過去は、そのものとしては、もう無い。》━━それは確かにそうであろう。それはそうだが、不在のもののimageはあるのである。実際に描かれたもの。または、想像力で描かれたもの。視覚的なものだけが問題なのでもない。五官の…
それから、吉本隆明の性愛観ということだが、以前、鈴木健太郎さんへの御返事で申し上げたように、彼は60年代には「対幻想」という表現で男女のカップルの関係性を称揚し、80年代にはドゥルーズ=ガタリや浅田彰から拝借した「n個の性」という概念を多用…
実は、全く別のことについて書くつもりだったのだが、話が大幅にずれてしまった。言語表現、特に性表現について書くつもりだったのである。昨日少し吉本隆明を読み返したが、彼が江藤淳の『作家は行動する』、及びそこで取り上げられていた「若者作家」につ…
2時間前、深夜3時過ぎに目が醒めたが、それからずっと寝床で考え事をしていた。私は、深夜や早朝の闇が好きである。暗い処にぢっとしてあれこれ思い巡らすのが好きなのである。陽の照った明るい場所は好まないということなのだが、それでも午前中であるとか…
おはよう、セカイ。今朝は午前3時起床。とりあえず、日本茶。昨晩はColeman Hawkins "Hawkins! Alive! At The Village Gate"が非常に面白かった。今は、Duke Ellington "Piano Reflections"を聴いている。古い音源を幾つか出してきた。デューク・エリントン…
おはよう、セカイ。深夜1時に目醒める。大量の資料を整理する。ショスタコーヴィチの交響曲第5番ニ短調作品47、《革命》を聴く。カレル・アンチェル指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団。1961年11月11、14日録、プラハ《芸術家の家》にて…
おはよう、セカイ。『白木秀雄プレイズ・ボッサ・ノヴァ』を聴く。クインテットのメンバー全員が良いが、特に松本英彦のテナー・サックス、世良譲のピアノに注目。早朝から幸福なひと時を過ごす。喉が渇いたな。御茶でも飲もうか。まだまだ寒いね。暖房をず…
貧乏ではあるが、困窮して今すぐ死ぬ、というほどでもないし、働き過ぎに斃れるというほど働かされているわけでもない。それどころか、ほとんど全く何もしていない。私はそういう特権と幸福に感謝すべきだと思う。厭だ、というだけでそれをやらなくても良い…
おはよう、セカイ。"Earl Hines Plays Cole Porter"を聴いている。喉が渇いたのでサイダーを飲むが、まだ足りないので、コンビニにでもお茶を買いに行くかもしれない。この時間は当然まだスーパーは開いていないから。少しネットを散策するが、見るべきもの…
18年前の阪神・淡路大震災について個人的な想い出を書いておきたい。それは、その地震は早朝5時台に起きたが、まず、テレビに映し出された被害映像にびっくりした。高速道路とか。そして、その日は大学の講義があったから普通に登校したが、帰宅してみる…
阪神・淡路大震災が起きた日らしい。あれは1994年のこと。とすると、何年になるのか。今年は2013年だから。だが、ぼくはそれについては何も考えなかった。朝からYouTubeでクラシックを聴いていた。ブラームスにラフマニノフ。今は、レッド・ガーラン…
新しい年━━2013年を迎えるにあたってまず、"Horowitz In Hamburg The Last Concert"を聴いている。ぼくは変わらない。死ぬまで変わらない。ただ単にホロヴィッツを毎日毎晩聴き続けていくのだろう。これまでも、これからも。ホロヴィッツの老年のモーツ…
少しゆっくり眠れたようだ。夢を見たが、それは忘れた。このところ、悪夢というわけではないが、奇妙な夢を立て続けに見ることが多い。目覚めてTwitterを覗くが、相変わらず、はなゆーさんの「国民の生活が第一」を応援する大量のRTに辟易する。
《ルーファス》、というのは、アメリカの黒人で同性愛者の作家、ジェイムズ・ボールドウィンの『もうひとつの国』という長篇小説の主人公だが、私が彼のことをずっと考えていたのは、端的に日比谷公園が寒かったからだった。季節はもう秋である。軽装でやっ…
au、ソフトバンク、コジマデンキに行くのは中止し、リブレ京成に行ったが、レジで会計をしようとしたら、クレジットカードが使えなくなっていた。持ち合わせもないので、そのまま何も買わずに帰ってきた。三咲の街、全くなにもない、人通りもない田舎街をじ…
Michel Petrucciani "Promenade With Duke"を聴く。今日も多くのことを「やらなかった」。Ustreamも無期限休止になりそうだし、YouTubeを撮影する気にもなれない。御厨貴『「戦後」が終わり、「災後」が始まる。』、山口二郎、星浩、宇野重規、烏賀陽弘道、…
朝日新聞朝刊で國分功一郎氏が現在の日本の政治状況について論評していたが、同意できる部分とできない部分があるが、彼は東浩紀氏と同じ立場なのか、「動物化」をいいことだとして肯定していた。それを読み、「植物人間」とはいうが「動物人間」とはいわな…
千葉在住なら原発と放射能のことを考えたほうがいいのでは、とか皮肉を言われたが、全く余計な御世話である。私が興味があることしか考えるつもりがないのは、実に当たり前のことで、誰からも文句を言われる筋合いはない。温かいシャワーを浴び、洗髪。御茶…
中谷美紀 "Cure"のDisc 2に耳を傾ける。新インコの人(河内山宗俊)さんの「ぐーてんもるにゃん。Geschehen ist geschehen.(起ったことは起ったことである)超訳:深い悲しみは一生消えないが、それを結晶化させて傷をいやそう。」という朝の挨拶にお返事を…