おはよう、セカイ。

おはよう、セカイ。今朝は午前3時起床。とりあえず、日本茶

昨晩はColeman Hawkins "Hawkins! Alive! At The Village Gate"が非常に面白かった。今は、Duke Ellington "Piano Reflections"を聴いている。古い音源を幾つか出してきた。デューク・エリントンカウント・ベイシールイ・アームストロング。日本人だったら、中村八大『夢で逢いましょう』とか。

読書もぼちぼちと。苅部直氏の『丸山眞男━━リベラリストの肖像』(岩波新書)とか。成蹊大学文学部学会(編)の『明治・大正・昭和の大衆文化:「伝統の再創造」はいかにおこなわれたか』(彩流社)、バーバラ・佐藤(編)の『日常生活の誕生━━戦間期日本の文化変容』(柏書房)も出してくる。詳しく検討する前だが、自分なりの意見を先に申し上げておけば、経験とか日常性の構成や成立について、例えば哲学のように抽象的、原理的に考察する方法もあれば、社会学歴史学などの具体的な分析もあるはず。我々が自明な日常性だと感じている今の現実が、一定の歴史的な枠組みのなかで生まれたものなのではないか、という考え方は面白いし重要なように思う。また、丸山眞男についても、総体的、総合的な検討が必要だと感じる。

以前『丸山眞男集』を1巻から読み進めようとしたことがあった。だが、全集というものは大抵そうだが、最初の巻には代表的な作品、代表的な論文は入っていない。それで退屈した記憶がある。やはり、或る著者について検討を始めるとき、最初は代表作から入りたいよね。

Piano Reflections

Piano Reflections