2014-01-01から1年間の記事一覧

党勢衰退主義者の日常

このところブログを更新したい話題がない。あまり読書もしてないし、構想もないし。ああしたい、こうしたいということもなく。完全オフ(でもないが)の水曜日、マック行こうかと思ったがやはりやめてお風呂を沸かす。YouTubeの「後で見る」が2000弱溜ま…

統制主義者の唯物論(失笑)史観

代々木の日共方面のクズどものクチグセは「進歩ないねえ」、「まだそういうところを卒業できないんですか」、「人間的成長」、ナンタラカタラとかいう戯言ですが、そういう愚言をいわゆるヘサや社民党のエラいひとたちにも向けているのをネットでたまに見掛…

投降主義者の観念論史観

昨日の長文ブログについて乱暴な文章で揶揄が罵倒が多く、支離滅裂な主張で意味がまったくわからない、と2ちゃんねるで批判していただいた。実にありがたい御意見だ。そこで、具体的にひとつ一つ行きたいが、『投降主義者の観念論史観』であるとかそれに関…

観念論者の「投稿」史観

わたしはとりたてて進歩的でも「反動的」でもないつもりだが、それでも最近の世の中にはわけのわからぬことが多過ぎる。正直ついていけないと感じている。それはとりわけ3.11以降の脱原発/反被曝、放射能問題である。物理学に明るくないわたしでも、な…

話がちがや?

2ちゃんねるで早速、「差別感情剥き出しのレイシスト・ブタダシ」とか書かれたが、僕が君たちを侮蔑するように君たちのほうも侮蔑は自由である。「そうさ?」と佐野史郎のモノマネで言いたい。そんなことはともかくとして、市民運動や左派が反差別、反レイ…

サブカル論争

仕事の合間にちょこっと片手間に更新してるだけなんだが、僕は傍観者としてネットを眺めるだけで、でも不思議に思うことがたくさんある。最近のTwitterの「サブカル論争」などもそうで、政治学者の(「自称」ではないらしい。「詐称」でも。僕は「運子の海を…

吉本花田論争についてのメモ

「花田君はファシストですよ。日本にはああいうタイプはいないが、独、伊にはあるタイプのファシストですね。」吉本隆明の『転向ファシストの詭弁』に収められている岡本潤の発言(とされているもの。「速記をといたあと」のオフレコ発言だそうだから、それ…

ビル・エヴァンス/ラスト・レコーディング

昨晩、ビル・エヴァンスの『ラスト・レコーディング』の1枚目を聴く。原題は"Consecration" (1)。目醒めて入浴しながらクロノス・カルテット・ウィズ・ロン・カーター『モンク・スイート』。それが終わったので原田節『ガーネット・ガーデン 不思議な楽器 …

何冊かの気になる本

文藝春秋から1978年に出ている『思想に強くなること』という田中美知太郎の評論集があるが、1975年8月の『戦後三十年と今後の日本』という文章に次のくだりがある。 三十年まえ、降服後の日本をどうするかということについて、当時占領軍のブレーン…

日本語で歌う冬の旅。なぜこんなに暗いの?

「日本語で歌う冬の旅。なぜこんなに暗いの?」というのは、斎藤晴彦の歌。高橋悠治のピアノでの『冬の旅』の副題だが、先程それではなく菊地雅章/ゲイリー・ピーコック/ポール・モチアンから成るテザード・ムーンの『シャンソン・ド・ピアフ』の冒頭「ア…

サムシング・アバウト・ウォーター

「内面的な、あまりに内面的な」ということで、内面的という形容が当たるかどうかわからないが、昨日一昨日仕事しながら聴いた佐藤允彦と富樫雅彦のデュオ『双晶』、藤井郷子『サムシング・アバウト・ウォーター』が大変良かった。特に後者が良かった。ぼく…

笑うショーペンハウアー

ラルフ・ヴィーナー編著・酒田健一訳『笑うショーペンハウアー』(白水社)を讀み始め、感銘を受ける。 この核心とはすなわち、アルトゥア・ショーペンハウアーはその著作のすべてにおいて骨の髄からのユーモア人間として立ち現われているということだ。思わ…

詩は滅びたが、しかし人々は……

起床。猫飛ニャン助ことスガ秀実氏のTwitterで、氏が半世紀前の友人と再会したことが書かれていた。友人は当時『現代詩手帖』か何かに投稿して第一席に入選したがその後筆を折ったと。スガ氏は友人の選択は正解だったと思う、詩が滅びたということを知らぬ人…

帰宅、讀書

重苦しい身の毛もよだつような夢のなかで、恐怖が最高潮に達すると、ほかならぬこの恐怖そのものが、われわれをめざめさせ、それによって夜のあの怪物はすべて退散する。それと同じことが、人生の夢でも起こるのだ。不安が最高潮に達して、われわれにこの夢…

ショーペンハウアー先生

いずれの人の一生も、もしこれを全体として一般的に眺めそのなかから著しい特徴だけを抜き出してみるなら、本来それはいつも一個の悲劇である。ところがこれを一つ一つ仔細に立ち入って見ていくと、喜劇の性格を帯びてくる。だいたい日ごとの営みや煩労、時…

Five birds and a monk

"Five birds and a monk"というオムニバス盤を聴く。アート・ペッパーやジョニー・グリフィンの音源が入っているようだ。今日から図書館でショーペンハウアー全集を借りて讀むことにする。楽しみだ。2ちゃんねるでは相変わらず「コピペだらけのクソブログ」…

『弱さの思想』、『エミール』

形式を整えたり何度も推敲して構成を整備するのが苦手なのでいつもながらの書き流しだが、随筆というのは筆に随(したが)うと讀み下すそうだ。まず、ヘンデルの『メサイア』から『ハレルヤ』、オスカー・ピーターソンの『ソロ!!』を聴いたほか、いま、マ…

The James Bond Theme

少々ピアノを弾いて寝る前のお風呂だが、ジョン・ゾーンのグループの演奏でジェームズ・ボンドのテーマを聴く。CDで聴いて、それからYouTube。今日というか昨日もいろいろ楽しかったというか、特に生産的で有意義なことはなかったが、昭和歌謡を中心に本当に…

アダージェット

夕食を摂りながらバド・パウエルのブルーノート第3作目『バド!』を聴く。『ブルー・パール』が特にいいですね。お風呂沸かして入浴しながら、そうして上がってからも、『ブルーノ・ワルターの芸術 永遠のマーラー名演集』という4枚組の1枚目を聴く。ライ…

魔界の裁き

朝の讀書で志茂田景樹『魔界の裁き』(徳間文庫)。1988年の作品らしい。二和病院と京葉銀行でちょこっと用事済ませて帰ってきたが、田村夏樹がトランペットで参加するグループGato Libreの"Nomad"、菊地雅章 with Greg Osby "Ko Project"を聴く。そうい…

Hip Soul

シャーリー・スコットの『ヒップ・ソウル』を聴きながらリブレ京成へ。ウエルシアにも寄るが、消防庁の「もういいかい 火を消すまでは まあだだよ」というポスターは警視庁の「消すまでは 心の警報 オンのまま」と双璧だなwヒップ・ソウルアーティスト: シャ…

みな殺しの森

さいとう・たかをのSPコミックス『ゴルゴ13』の13巻『みな殺しの森』を再讀。何度讀んでも面白い。やはり斎藤貴男よりさいとう・たかをという感じだ。ゴルゴ13 (13) (SPコミックス)作者: さいとうたかを出版社/メーカー: リイド社発売日: 1997/04/01メ…

夏の終わりのト短調

Vienna Master Seriesというバッタ物でWolfgang Amadeus Mozart, Symphonien Nr.16, 18 und 25、それからSymphonien Nr.35 (Haffner) und Nr.38 (Prager)を聴く。Mozart Festival Orchestra, Dirg./Cond.: Alberto Lizzioとクレジットされているが、バッタ物…

日乗

2014年8月17日(日)5時に起きて2時間弱ピアノを演奏。その後朝食を摂ってジャズを中心にYouTubeで音楽を聴く。いつものように沢山聴いたが、日本のジャズ、いわゆる和ジャズもそれからジャズ以外の邦楽、純邦楽も好きだ。郄橋脩次郎先生やそのお弟子さん…

日常の日乗

2014年8月16日(土)昨晩はアルゲリッチ/クレーメル/マイスキーによるショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲第2番ホ短調作品67、チャイコフスキーのピアノ三重奏曲イ短調作品50《ある偉大な芸術家の思い出のために》、タンゴ・パセティックのカップリングのC…

日常の日乗

2014年8月15日(金)そういえば今日は終戦記念日だが、特にそれらしいことはしなかった。午後暇があったので自転車を飛ばして鎌ヶ谷市中央図書館へ。道中ディーター・ツェヒリン(Prof. Dieter Zechlin)の演奏でベートーヴェンのピアノ・ソナタ第21番ハ長調作…

日常の日乗

2014年8月13日(水)地域を廻るだけの仕事だが、仕事をしながら聴くのは昔から持っていて好きな音楽。ジョージ・セル指揮のクリーヴランド管弦楽団演奏のベートーヴェン、交響曲第9番ニ短調作品125「合唱」。フランス・ブリュッヘン指揮の18世紀オーケス…

ダディ

シャワーを浴びている間、また出てから世良譲の『ダディ』を聴く。なかなかいいっすよね。今日も不愉快極まりなかったのだが、《何が善で価値なのか決して明言しない怯惰》……おれは善悪というような道徳には関係したくないが、価値というか好みをいえばこれ…

ペットショップ・ボーイズ

『ペットショップ・ボーイズ』とだけ書かれた(書いたのは自分だが)カセットテープを聴きながら本日2回目の仕事を終わらせていましがた帰宅。昨日一昨日からカセットテープも聴いているが、『モーツァルト・バイオリン・ソナタ』とだけ書かれたテープなど…

バッハ

高橋悠治の弾くバッハ『インヴェンションとシンフォニア』を聴く。CDではグールド盤とこれを持っているが、とても好きな曲。YouTubeなども含めていろいろなアーティストのいろいろな演奏を聴きたいところである。ぼくはバッハはやはり、『マタイ受難曲』な…