回想

大分県の想い出

今こそ地方の時代へ、大分県から千葉県……と申し上げてみても、僕がそれらの地域のことをよく存じ上げているというわけではない。僕が大分県を離れたのは小学校を出た年であり、1987年のことである。その後何度か、帰省したことはあるが、もう大分県のリアリ…

彼らは前向きに天国へ逝く 我々は後ろ向きに生きている 

南尚よ 生きている意味なしTシャツを着て 笑ってみんなと記念写真に収まっていた君 君の名刺には 前向きに天国へ という一言 君は前向きに天国へ逝ったのか ほぼ 今の私と同じ 三十六歳か三十七歳の若さにして 長年の深酒が君の命を奪った 生きている意味は …

思い出すことなど

AKB総選挙のためにAKB48のCDを膨大に買い込む人々がいるそうだが、絶句する。おまいらよくそんなカネがあるねえ。びっくらこくよ。クィア思想が性別秩序を疑うといっても、従来の哲学にはそもそも性別化された身体が存在していないのですが。デカルトが取り…

回想

当たり前だが大学院も残酷な生存競争の社会だったが、私は競争がいやだった。結構院生で突然いなくなってしまう人も多かったと記憶している。フィヒテだかをやっていた人も失踪してしまった。研究室の先輩は「哲学をやめた」と指導教授から聞いた。哲学を職…