随想

Kさんの死

76歳になる母親の同級生のKさんという男性が、別府で医院を開業していた。こちらからは一度も返事を出したことがないのに、年賀状や暑中見舞い、残暑見舞いなどを律儀に送り続けてくれていた。昨晩、母親が一度返事でも書いてみようかと思い立ち、別府の妹に…

午前3時の思索

昨晩午前十時前に寝て(NHK FMのJazz Tonightは聴けなかった)、午前三時少し前に目醒め、やわらか生茶を一口啜って、長く伸びた爪を切った。CD Walkmanで音楽(『冬の旅』など)を聴こうかと思ったが、とりあえずやめておき、ほとんど無音の静寂を愉しむ。…

経済主義

経済主義、というか、経済(科)学決定論にどう抗えるか、考えている。 例えば野田佳彦政権は、増税や歳出削減で財政健全化を図ろうとするだろうが、それに対してどのようにものを言っていけばいいか。 「統治者目線」であれば、増税も仕方がないという諦めに…