Q-NAM

『生きる』-15

Qの松原さんから、彼のNAMサイト(http://re-nam.org/)で公開したいのでNAMの過去ログをくれないかと自由放送のMLで求められたが、攝津は躊躇した。先ずNAMやQの過去ログが入ったデスクトップのパソコンは故障してしまっていた。柳原さんからいただいたCD-R…

NAM再考

僕はNAMは、レーニン=スターリン主義批判は正しかったと思うけれども、協同組合主義の困難については考えが足りなかったと思っている。労働者協同組合でもなかなかうまくいかないわけじゃん。出版分野でもワーカーズコープがあったけど、解散したしね。

杉原正浩

http://park20.wakwak.com/~m.sugihara/ が更新されたので、記録しておく。 財、サーヴィスそれ自体は価値形態論のいう商品ではなく、また、商品売買という特殊な場合を除き、一般に交換において価値形態は成立しえない 労働価値説はフェティシズムの一形態…

プルードン主義者な自分

マルクス主義者、マルクス=レーニン主義者はプルードンを頭から否定する。『哲学の貧困』、さらには『資本論』が完膚なきまでにプルードンを批判したと考えているのだ。 僕はマルクスのテキスト、『資本論』を教条化するそうした見方に与しない。僕は資本論…

multi-LETS→多元帰属

NAMのアイディアで残るのは、複数性の担保=多元帰属ではないか、と思う。中央集権的なセンターは必要ない。これは或る種の自治的アナーキズムである。

箴言

箱の中に閉じてゆくのではなく、箱を巨大化させるのでもなく、またその存在を否定してしまうのでもなく、その外へ出るのだ。茫漠と広がる混沌の中に人間の居場所を定めるために必要であった空間の区切りとしての箱は、いまや記憶で充満している。おぞましい…

十年一昔

十年一昔 二〇〇九年八月十九日(水曜日) 攝津正十年一昔、と言う。 それだけの歳月を生きてきた。 或る意味では変り、或る意味では変らぬ。 音楽、哲学、文学を始め、政治、運動を止めた。活動家から労働者、生活者に変った。 二十代から三十代半ばになっ…

倫理的経済的との決別

倫理的経済的というスローガンを掲げたQ-NAM、及び派生団体から決別する。理由は倫理的経済的が実際には裕福な層にしか実行できぬと考えるから。フェアトレード、有機農業、なんでも結構だ。だがこちとら余裕無いのである。できない。だから、やめる。 とい…

時代錯誤の極北

http://earthcooler.ti-da.net/ http://earthcooler.ti-da.net/e2461825.html 前日に引き続き、元NAM会員と会ったわけだ。いまだにそんなことをしているオイラは時代錯誤の極北か。 時代錯誤の極北とは思わないが、俺自身は本当にNAMに意味を見出せなくな…

まさにL&Gを思い出すわけだが…

<円天事件>元幹部「円天はおもちゃの金」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090205-00000051-mai-soci

TCXの若者は健やかだ

彼らの若さが眩しい。俺は中年メタボ豚自立豚。 労働が日常になりつつあるのはいいが、ガザの悲劇やアフリカの惨状に日々鈍感になってしまう自分自身がいて、それに自己嫌悪。自分さえよければいいのかよ、自分。と自己ツッコミ。幾ら利己主義者だと開き直っ…

thankalot臭

625=638は「柄谷行人=NAMは悪くない、非はない」というトンデモを垂れ流しているわけですが。 id:thankalot臭がすると思ったのは俺だけでしょうか(笑)。 文体からして思考の様式からして似てるもんね。 もしid:thankalotなんだとしたら、所詮書き捨ての2…

終わったと始まっていない

柳原敏夫=朽木水は、現在は消去している模様だが、かつて自由の森学園の変質・腐敗(簡単にいえば、共産党系の道徳的な教師らがヘゲモニーを握ったこと)を激しく糾弾し、その理念の「死」を語るホームページを作っていた。そして、彼がQの死を宣告したのも…

自由の森学園、すが秀実、山城むつみ、アントレプレナー

Q-NAMの布教のために、自由の森学園の元父兄である柳原敏夫=朽木水らと共に自由の森学園を訪れたことがある。その時柳原がLETSについて随分空想的な話をしていたのを覚えているが、それよりもはっきり覚えているのは、自由の森学園の教師が、NAMの東大駒場…

鎌田哲哉

あかねに置いてあった講談社学術文庫版の『戦前の思考』の解説を、批評家の鎌田哲哉が書いていた。 今鎌田哲哉は、「重力03」で根本的なNAM=柄谷行人批判を準備しているが、もともとは彼らは対立的ではなかった。「子犬たちへの応答」のような文章だけ見…

思い出

柄谷行人がNAM代表をやめた時、選挙とくじ引きをやった。代表選挙で、一番得票数が多かったのはid:kurageruさんだった。二位は山城むつみ。が、id:kurageruさんは文学研究に専念したいからとあっさり辞退。山城さんも特に理由もなく、いやだからいやだみたい…

文学者のQ-NAM責任

浅田彰、王寺賢太、岡崎乾二郎、奥泉光、坂本龍一、島田雅彦、すが秀実、関井光男、中谷礼仁、山城むつみ、渡部直巳らにはNAM会員としてNAMに関わった責任があると思う。特に規約委員や抜本的改革委員、センター評議員をしていた者は重大だ。彼らは解散後、N…

どうしてんのか。

浅輪剛博、柄谷祐人、後藤学、福西広和、吉永剛志、和氣久明のような人々は今どうしてるのかな。必死になってQ-NAMと関わった過去を隠蔽してんのか。語らぬことで愚かさをごまかせるとでも思っているのか。彼らがやったことや言ったことは決して消えない。何…

不毛

こうやって毎日書いてはいるが、柄谷行人と直接の対話は絶対成り立たないんだから、もう忘れるしかないっつーか、もうホント不毛。そういえば柄谷行人がNAMを立ち上げようとしていた頃、究極Q太郎さんが『情況』の編集部に「NAMを立ち上げないでください」と…

何故拘るのか

id:kurageruさんから、何故Q-NAM問題に拘るのか(5年も前の些末な出来事でしかないのに)と問われて、返すべき言葉も持ち合わせていないのだが、そして柄谷行人を含め誰かを恨んでいるということも全くないのだが、今思うとすれば、柄谷行人に公に過ちを認め…

思い返すと欝になるんだが

思い返すと欝になるんだが、繰り返し反芻してしまう。 当時のこと。柄谷行人から、須栗・生井はNAMに残れないが君には最後のチャンスを与える、Qをやめろ、さもなくば絶交する、とのメールが来た時のことを、繰り返し思い出す。 同じようなメールはid:kurage…

何故…

似非原君があかねに残していった思想書を客が来ない間読み耽り、懐かしいような感慨を覚えた。が、それにしても不思議というか残念なのは、柄谷行人ほど「明晰」を希求してきた思想家が、京都会議以後のQ-NAM紛争においては自己の情念の奴隷になってしまった…

インターネットラジオで

インターネットラジオでQ-NAMの話をするが、「死児の歳を数える」とはこのことかと。虚しい気持になる。NAM代表が柄谷行人→田中正治になった時田中代表が示した方針は当時として正しかったと思うが、その後のゴタゴタで全部パーになってしまったのはあまりに…

無題2

柳原敏夫=朽木水の楽天的見通しが外れた例は他にもある。京都会議直後のamour-qというMLで、倉数茂が、柄谷行人がQを破壊するのではないかと懸念を表明した時、柳原は「柄谷行人は強情な自由主義者なので心配は要りませぬ」みたいなことを返信したのだ。と…

無題

怨恨に囚われるのは愚かだ。そう思いつつ、寝付けないので物を書くことにする。 2002年、京都会議において。僕は深夜眠ってしまったが、早朝目覚めると、Qの登記人の西原ミミが「攝津さん、攝津さんが眠っている間に大変なことが起こったのよ」と言うから、…

ラジオ終わった

今日は演奏はなしで、Q-NAM絡みのディープな話に終始した。僕はQ-NAM絡みの知識人にはみんな責任があると思うのね。柄谷行人を筆頭に、鎌田哲哉にも責任があると思う。幾ら自分で正義・公正なつもりでも、Qの委員への実名批判をQの外部、「重力」のウェブサ…

買い戻し論への疑義

柄谷行人『世界共和国へ』の西脇尚人さんの要約に刺激を受けている。が、疑問な点がある。「買い戻し論」に関してだ。僕は(マルクス)経済学は専門でないので、間違いもあるかもしれないがご寛恕を。買い戻し論というのは、確か宇野弘蔵が言い出した議論で…

2ちゃんねる経由で得た情報

id:innhatrangさんの柄谷行人論が面白い。 http://d.hatena.ne.jp/innhatrang/20080426#p2

棄教者の独り言

相変わらず西脇さんの考察に蒙を啓かれている。普遍宗教 / アソシエーショニズムの関係というのはとても興味深い。僕は柄谷行人思想=NAM原理を全面的に放棄し否定する者であるから、棄教者であるが、それでも面白かった。アソシエーショニズムが互酬=相互…

バカ!と毒づきたくなる。

http://d.hatena.ne.jp/sasaki_makoto/20080522 柄谷氏の21日の講演は「今の日本には、国家に抵抗できる中間団体が必要だ」というテーマだったので、運動の形態としてデモを取り上げ、現在の日本について「欧米や韓国と違って、日本でイラク戦争やサミット…