Q-NAM

残骸=廃墟

NAM第三世界/対抗運動 http://www.geocities.jp/si_garden/third/top.htm NAMブログ http://nam21.exblog.jp/

哲学者=作家=音楽家と宗教

要するに自分と宗教、ということだが。 宗教家から見れば、私は冷淡というか、信仰心がないというか、熱中、没頭してそのために何かを犠牲にするタイプではない。非合理を非合理故に信じるのが宗教だとすれば、合理に徹するのが哲学なり科学の道であろう。私…

内藤さんの誤解

Ustreamが終わったので、1-2時間、ブログ更新の時間としたい。が、書きたいことが思い当たらない(笑)。 まあ、だらだらと喋るように書きますが、2ちゃんねるでは相変わらずの攝津叩きが進行していて(やっているのは栗原信義 id:kuriggen を中心に数名だろ…

2ちゃんねらー

私がNAMについて書くと必ず2ちゃんねるで叩かれるが、叩く2ちゃんねらーの多くは「資本主義者」、つまり世界資本主義が歴史の最終の姿だという意見である。実は過去の柄谷行人も似たようなことを主張していた。世界資本主義こそコミュニズムだ、というのであ…

NAM会員との付き合い

今NAM会員で付き合いがあるのはmelonmaeda=a-29さんだけである。NAMは、親睦団体という側面もあったのだが、意見の相違等もあり、本当にばらばらに分裂してしまい、今はもう、誰かと一緒にやるということはなくなっている。組織から解放された個人として、…

柄谷行人について

NAM解散後数年は、柄谷行人個人に対する強烈な恨みがあったが、今は特にない。何故彼を恨んだかといえば、彼が自分の起草した「原理」を自分で破ったからである。 例えば、NAMは選挙と籤引きで代表者を選ぶのだという大原則。なのに紛争において柄谷行人は、…

NAMとその責任問題

共産主義者団体NAMの創設、活動、崩壊について、柄谷行人一人に責任を負わせるのは間違っているだろう。といって、NAM会員全員「手が汚れている」などと鎌田哲哉のように糾弾するのも間違っているだろう。 原点に帰って、共産主義がどうしてうまくいかないの…

NAMは何故失敗したか

さて、共産主義者団体(「党」ではない)NAMが何故失敗したのかを考えてみたい。簡単にいえば、「協同組合企業を立ち上げることが出来なかった」「地域通貨が広がらなかった」ことが敗因である。 正確に言えば、一つ、協同組合企業を立ち上げている。批評空…

生涯一NAM会員

生涯一NAM会員。とTwitterで呟いたら、2ちゃんねるで嗤われた。それはそうだろう、もう10年も前に崩壊した運動なんだから。 知らない人のために簡単に解説しておくと、NAMとは2000年前後柄谷行人が始めた共産主義者運動で、協同組合主義で且つ地域通貨にも取…

思い出話の続き

NAMは各系の代表者からなる評議会が最高意思決定機関であったが、元老院的なものとして、規約委員会というのがあった。これは、代表経験者や、正副事務局長経験者が入るものであった。さっき書こうと思って書き忘れたのだが、私はNAMの副事務局長であったの…

不眠の夜 思い出話

今日も眠れぬ。寒かったり、暑かったり、わけわからぬが、とにかく眠れず、目が冴えるばかりなので、思い出話を書こうと思う。まず、私が、ベーシック・インカム(基本給付)に懐疑的な理由を述べたいと思う。それは、過去に左派における地域通貨の世界的な…

中小零細企業を救えなかったNAM

NAMで感慨深かったのは、中小企業団体の代表者みたいなお年寄りが感激して入ってきて、「中小企業の希望はNAMにしかない」と言っていたことだ。にも関わらず、NAMは実際には、中小零細企業や自営業者らに何もできなかった。 お年寄りがNAMに期待したのも理由…

イモケンでの話。

私は田口卓臣や倉数茂を知識人、哲学や文学の才能ある、と思っていた。が、イモケンの主の蛭田葵は、本当に才能がある奴はもっと若くデビューしているはずだ、と言っていた。 私はいまだに、彼らに才能がある、彼らは知識人だと思っている。しかし、自分自身…

読み返してみた。

おはようございます。 NAM原理(第二版)を読み返してみました。私は今でも、基本構想には賛成なのです。 ただ、地域通貨(LETS)が一般的な経済システム、信用システムを形成するという核心部分だけは、疑っています。ここを疑えば、全てが疑わしくなる。菅…

NAM原理第二版を再読する。

NAM原理第二版を再読する。私は、ほとんど賛成なのだ。変わらない自分を思う。 が、核心部分、地域通貨(LETS)にだけは、懐疑的だ。地域通貨(LETS)が、一般的な経済システム、信用システムを形成する兆しは全くない。そして、地域通貨(LETS)に懐疑的だと、全…

菅原さんのホームページを再読して

http://www.geocities.jp/si_garden/ 菅原さんのホームページを再読して、彼は考える人だという印象を持った。逆にいえば、私は考えぬ人である。まさにTwitter的に、140字に収まる範囲の短期的な=短気な思考・情念しか湧いてこない。しかし菅原さんの問いは…

ネットバンク寄生論

differenciaの美容師・後藤学はQの登記人であった。その彼が、Q代表の西部忠(ホームページ)が提案したネットバンク寄生論を激しく批判し、さらに不正高額取引を柄谷祐人、福西広和と共に行った。そして柄谷祐人と市民通貨L(後にGと改称)を提案したが、実…

とか

人生の記号。

呟き

Q-NAM(L)を再考するたびに、どす黒い情念に襲われる。十年経っても、私はあの泥沼から自由ではない。憎悪や怨恨に満ち溢れている。私はほとんど、柄谷行人らを赦すことができない。この憎しみは常軌を逸していると思うが、自分ではもう、如何ともし難いとい…

Q-NAM or Q-L論争再び

Q-NAM紛争のとき柄谷行人が言っていたのは、Qは本人確認が厳格だがLは本人確認など不要だということだった。だが、ちょっと考えてみればわかるが、Qが本人確認が厳格だったのは経済的ツールたることを目指していたから当然であり、例えば銀行で口座を開いた…

啓蒙と洗脳の結婚

2ちゃんねるに書いたが、NAMが存続していた頃、『アンチ漱石』を書いた批評家の大杉重男が「啓蒙と洗脳の結婚」(『文學界』2001年12月号) というQ-NAMに触れたエッセイを書いていて、会員でもないのに何故、内部事情を知っているのかと不思議に思った記憶…

Oさんへの返信

何もかも一遍にできるなんてことはないのだから、Qを実現しただけでよしとしなければならなかったのかもしれません。けれども柄谷さんもNAM会員も、そうは思えなかった。一方Qを実現したからといって、それが何だ、という考えもあり得ます。 理論的な小難し…

出会い系

出会い系(倉数茂)であったところにNAMの意義も限界もあった。 NAMがなければ、あのように多様な人々が出会い一緒に何かをやろうなどということは考えられなかった。しかし、その多数多様な人々には一つ共通項があった。「柄谷読者であった」という共通項が…

NAMsに送付してみた。

総括というほどのものではないですが、現時点での考えを送ります。 今はなくしてしまった独房QというMLを作ったとき、王寺さんから、Qの楽しかった思い出なども総括してほしいと言われたのを覚えていますが、それはなかなかできませんでした。しかし、基本的…

死者について2

その他の関係者達の自殺については、Q-NAM紛争と具体的な因果関係があったのかどうかは不明である。

死者について

http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/kyousan/1272386490/ の779に「攝津の文体が崩れ始めた」のは2006年からという指摘があったので、ブログ(http://d.hatena.ne.jp/femmelets/)の過去ログを読み返したが、自分でそうとは思わなかった。明らかに崩壊、…

問題整理

NAM資産管理委員会から、あかねに45万円の寄付があり、それは現在も手をつけられておらずあかねの人によって管理されている。私が30万円引き出したという2ちゃんねるの記述は、虚偽。 3年ほど前に、私が2万円ほどあかねから無断借用したことはある。これは(…

『生きる』-19

攝津はその日も八時間肉体労働して帰って来た。途中早退したい気持になったが、あるやなしやの誇りが傷付けられるのを恐れて最後迄働いた。 自分が鎌田さんからの「寄稿要求」に応諾して下らぬ論文まがいの物を書いたのは間違いだった、と攝津は考えた。寄稿…

『生きる』-18

攝津が人間の屑と罵倒されたのは一度や二度では無い。最終的に攝津がキレたのだが、攝津はじっと我慢していた。攝津は、自分が人間の屑でも良い、と今では考えている。屑は屑なりに生きていくだけだ。 攝津は、「倫理的」であらねばならぬという当為に、疲れ…

『生きる』-17

攝津に、『重力』編集会議の鎌田哲哉から「寄稿要求」があったのは数年前の事である。鎌田は、攝津の事を人間の屑と罵倒しながら、Q-NAM問題の総括の寄稿を求めてきた。攝津は、迷ったが、その申し出を受ける事にした。 だが、攝津は鎌田哲哉や西部忠の助言…