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ドゥルージアン廃業宣言

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今までもまともなドゥルージアンだったとは到底言えない私だが、この度ドゥルージアンをヤメることにした。理由は簡単で、彼の主著がどれも読んでも理解できないことに気付いたから。20年も読んできて、今頃気付いたのかよ、と嘲笑する声が聞こえる気がする…

意味の論理学読書会

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id:shiku、id:sz9、id:cadavreexquis、青木純一とのジル・ドゥルーズ『意味の論理学』(小泉義之訳、河出文庫)読書会があったが、長丁場で本当に疲れた。今日は第6のセリーを読んだが、本当に難しく、意味が分からなかったwww意味の論理学〈上〉 (河出文庫)…

読書会終わる

とにかく難しかった。 今日は6セリー。 何故セリーは異質的な複数のものから成るのか? という根本的な疑問が残った。そして、文学言語ではなく、日常言語においても、パラドックス的な審級なり奇妙な対象の循環というのは起こっているのか、言い換えれば、…

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最も簡単にいえば、DGの哲学は変身の哲学と言うことができる。差異の哲学とも、生成の哲学とも言うことができるが、差異も生成も哲学特殊用語なので、万人が分かる変身という言葉を敢えて使った。全ての人が、また人のみならず全ての生物個体が、生物個体の…

やっと一日が終わった!

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朝起きて図書館に直行し、ドゥルーズ及びドゥルーズ関連書籍10冊借りてくる。宇野邦一『ドゥルーズ 流動の哲学』は丁寧な読解で参考になった。ドゥルーズ『批評と臨床』は内容、翻訳ともに秀逸。河出から出ている『ドゥルーズ 没後10年 入門のために』(これ…

素晴らしい

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☆5つ批評と臨床作者: ジルドゥルーズ,Gilles Deleuze,守中高明,鈴木雅大,谷昌親出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2002/10メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (11件) を見る

丁寧な読解

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啓蒙される。☆4つドゥルーズ 流動の哲学 (講談社選書メチエ)作者: 宇野邦一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/04/10メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 40回この商品を含むブログ (24件) を見る

ドゥルーズ(ドゥルーズ=ガタリ)はマルクスをどう読んだか?

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ということについて考えていた。後期の美学的で単純な批判、というより嫌悪感の表明(『哲学とは何か』と『シネマ2』)よりも重要なのは、『資本主義と精神分裂症』(『アンチ・オイディプス』と『千のプラトー』)における資本のシニシズムと客観的な偽装に…

狂気の解放?

私は長年(高校生の時から)ドゥルーズ=ガタリを読んできた者ですが、ガタリの臨床実践に関する情報がもっと入ってくればいいのにな、と思っています。今公刊・翻訳されている限りでいえば、『精神の管理社会をどう超えるか』などから推察するよりほかあり…

第四人称

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かれは再びやって来た預言者だ。 かれは再びやって来た気がふれた預言者だ。 かれはステッキに乗った喋るけつの穴だ。 そしてかれは、特異なものの第四人称の狂った目だ。 ひとはその噂をする。 そしてかれは、特異なものの第四人称の声だ。 誰も話さないに…

CsO

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CsOとは組織化(有機化)に抗いそれを逃れる身体の力だったはずだ。それが「死」と呼ばれたりする。そうした「死」の位相にある政治/経済/文化を構想できるか。共産主義(コミュニズム)はどうか?