本
自分自身について、あるいは自分が欲すること、必要とすること、失望していることについて考えるのは、なるべくしないこと。自分についてはまったく、または、少なくとももてる時間のうちの半分は、考えないこと。 良心の領界作者: スーザンソンタグ,Susan S…
眠られぬ労働者たち―新しきサンディカの思考作者: 入江公康出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/02/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (8件) を見るネオリベの仕掛けてくる「戦争(内戦)」に生き残るために、怪物への生成。…
速読術を使って一日十冊読み続ければ十日で百冊か。あり得ん(笑) 風間孝・河口和也『同性愛と異性愛』(岩波新書) デニス・アルトマン『ゲイ・アイデンティティ 抑圧と解放』(岩波書店) 串田久治『儒教の知恵 矛盾の中に生きる』(中公新書) 岩田靖夫…
正統派ではないかもしれないが、速読術を使って十冊の比較的薄い本を一気読みした。その十冊とは、以下の通り。 五木寛之×香山リカ『欝の力』(幻冬舎新書) 雨宮処凛×佐高信『貧困と愛国』(毎日新聞社) 東浩紀×宮台真司『父として考える』(NHK出版、生活…
高橋文子 著 iwa 装丁 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/ABA46510/ DREAM FLIGHT―翔んで飛んで人生に夢を探した女性の軌跡作者: 高橋文子出版社/メーカー: 冬至書房発売日: 2010/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る
Bodies That Matter (Routledge Classics)作者: Judith Butler出版社/メーカー: Routledge発売日: 2011/04/04メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見るHomos作者: Leo Bersani出版社/メーカー: Manantial発売日: 1…
部屋の配置換えをするために二階にある膨大な書籍を一階事務所に移した。ところが、この大雨で、雨漏りがし、多くの本が濡れてしまった。私の命の次に大事な本が…。意気消沈している。
私は小林秀雄がどうも好きになれない。最初期、「芥川龍之介の美神と宿命」などを読んだが、だから何ですか?と問い返したい気持ちだ。芥川には知性や逆説はなく、神経しかないというのは、批評家の定番言説になったが、そうなのだろうか。江藤淳の『小林秀…
吉本隆明全著作集〈4〉文学論 (1969年)作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1969メディア: ?購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る
小林秀雄全作品〈1〉様々なる意匠作者: 小林秀雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/10/01メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (15件) を見る
無能な者たちの共同体作者: 田崎英明出版社/メーカー: 未来社発売日: 2008/01/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 53回この商品を含むブログ (30件) を見る
闘争のアサンブレア作者: 廣瀬純,コレクティボシトゥアシオネス出版社/メーカー: 月曜社発売日: 2009/03/01メディア: 単行本 クリック: 29回この商品を含むブログ (11件) を見る
新しいアナキズムの系譜学 (シリーズ・道徳の系譜)作者: 高祖岩三郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/03/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (22件) を見る
借りてきたのは、江藤淳著作集第三巻『小林秀雄』、丸山眞男集第一巻 1936-1940、『吉本隆明が語る戦後55年第一巻 60年安保闘争と『試行』創刊前後』、フェリックス・ガタリ『カオスモーズ』。 吉本を除いて読み始めたばかりだが、江藤淳のは批評らしい批評…
Twitter=mixiボイスにも書いたが、図書館を数時間彷徨い、結局何も借りずに帰宅、その後パソコンの前に座りインターネットで予約した。あれこれ予約したので覚えていないのも多いのだが、江藤淳著作集の『小林秀雄』の巻、小林秀雄全作品の第一巻、丸山眞男…
出来事のポリティクス―知ー政治と新たな協働作者: マウリツィオ・ラッツァラート,村澤真保呂,中倉智徳出版社/メーカー: 洛北出版発売日: 2008/07メディア: 単行本 クリック: 25回この商品を含むブログ (7件) を見る
民衆防衛とエコロジー闘争作者: ポールヴィリリオ,Paul Virilio,河村一郎,澤里岳史出版社/メーカー: 月曜社発売日: 2007/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (12件) を見る
ポストフォーディズムの資本主義―社会科学と「ヒューマン・ネイチャー」作者: パオロヴィルノ,Paolo Virno,柱本元彦出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2008/03/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 46回この商品を含むブログ (23件) を見る
最後の親鸞 (ちくま学芸文庫)作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2002/09/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 40回この商品を含むブログ (44件) を見る
擬制の終焉 (1962年)作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 現代思潮社発売日: 1962メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る
図書館から杉原四郎著作集(J.S.ミルを論じた巻)、ルソー『孤独な散歩者の夢想』の岩波文庫版、吉本隆明の『模写と鏡』を借りてきた。 『模写と鏡』だが、すが秀実さんが『吉本隆明の時代』で指摘していた通り、武井昭夫に対する激しい罵倒の言葉が見られる…
アフリカ的段階について―史観の拡張作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2006/09メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る
思想のアンソロジー作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (12件) を見る
吉本隆明 自著を語る作者: 吉本隆明出版社/メーカー: ロッキングオン発売日: 2007/06/30メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (9件) を見る非常に良い本。吉本隆明、花田清輝らを読み直そうと思った。
私は、自分もそこに登場している、雨宮処凛の『プレカリアートの憂鬱』を昨日今日と読み返している。そこにある無数の生の辛さに絶句する…。自分はまだ甘いと思う。 ひきこもり・ニートの二十代、三十代が父親の寿命=自分の寿命と思っているという話が出て…
限界状況にある当事者からは、「働けるのに、働かない」「できるのに、しない」とは言えません。正確には、できる/できないの境目がわからないのです。このわからなさの中をぐるぐると消耗し続け、やがてぐったりし、諦め果てる。それがエレメンタリーな貧…
杉田俊介さんの『無能力批評』。貧しい人間は、働かないのでも働けないのでもなく、曖昧というか、働けるのかどうなのか自分でも分からないというのが正直なところなのではないのかというくだりがあったが、自分、まさにそれだ。 それと赤木智弘への批評で、…
プレカリアートの憂鬱作者: 雨宮処凛出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/02/27メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (13件) を見る
デヴィッド・グレーバー『資本主義後の世界のために』 ミシェル・フーコー『カントの人間学』王寺賢太訳 ドニ・ディドロ『運命論者ジャックとその主人』王寺賢太、田口卓臣訳 アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート『帝国』 ガブリエル・タルド『社会法則/…
タルドとデュルケム―社会学者へのパルクール作者: 夏刈康男出版社/メーカー: 学文社発売日: 2008/03/01メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (8件) を見る出来事のポリティクス―知ー政治と新たな協働作者: マウリツィオ・ラッツァラート,村…