印象に残った本

杉田俊介さんの『無能力批評』。貧しい人間は、働かないのでも働けないのでもなく、曖昧というか、働けるのかどうなのか自分でも分からないというのが正直なところなのではないのかというくだりがあったが、自分、まさにそれだ。
それと赤木智弘への批評で、彼の本質が膨大なウェブ日記にある、という指摘にも頷ける。

雨宮処凛さんの『プレカリアートの憂鬱』。余りに悲惨な人がいるのに言葉を失う。自分は甘いと思う。