速読術

正統派ではないかもしれないが、速読術を使って十冊の比較的薄い本を一気読みした。その十冊とは、以下の通り。

  1. 五木寛之×香山リカ『欝の力』(幻冬舎新書
  2. 雨宮処凛×佐高信『貧困と愛国』(毎日新聞社
  3. 東浩紀×宮台真司『父として考える』(NHK出版、生活人新書)
  4. 大澤真幸『帝国的ナショナリズム 日本とアメリカの変容』(青土社
  5. 斎藤環『思春期ポストモダン』(幻冬舎新書
  6. 大澤真幸『逆接の民主主義 格闘する思想』(角川書店
  7. 大塚英志×東浩紀『リアルのゆくえ』(講談社現代新書
  8. 斎藤環『関係する女 所有する男』(講談社現代新書
  9. 橋本治『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』(集英社新書
  10. 山本貴光×吉川浩満『問題がモンダイなのだ』(ちくまプリマー新書

正確に理解したとかよく理解したと主張するつもりはない。精読でもないし。ただ、今の日本でどんな言説が流通しているか調査するために、読んだ。正確には、目にしただけなのだから。私は私の哲学の第一原理にしか関心がない。曰く、「生存は苦痛にして無意味なり」。

鬱の力 (幻冬舎新書)

鬱の力 (幻冬舎新書)

父として考える (生活人新書)

父として考える (生活人新書)

関係する女 所有する男 (講談社現代新書)

関係する女 所有する男 (講談社現代新書)