2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

随想

書きたいことというのはFacebookとUstreamのことだったような気がする。まず、Ustreamだが、アプリの視聴者数表示や再生回数表示の数字を疑う合理的な理由はないが、そうするとそれは少ないということになる。視聴者は一人だし、再生回数も一回とか。それは…

随想

午前4時である。目が醒めた。日課のブログ更新をしようと思う。まず、今はラジオを聴いているが、音楽ばかり聴くのも疲れる。それほど大量に聴くわけでもないが、昨日も武満徹を一枚聴いたし、それなりに充実しているのではないか、というような気もした。…

随想

目が醒めた。午前4時である。薄着なので、少し寒い。今考えていることを少し書き留めておきたい。僕は今37歳で、来月38になるが、もういい中年である。そうすると、クリシェというか決まり文句にうんざりしている。それを幾つか挙げてみるが、まず、ル…

社会体の死について

小野善康教授の岩波新書1348、『成熟社会の経済学ーー長期不況をどう克服するか』を読みました。成熟社会という発想が面白かったので、経済学者、社会科学者などではなく、また、政治・統治や政策などに一切携わる立場でもない僕も自分なりの空想を申し…

椎名麟三『美しい女』

書き出し、冒頭5ページ。 私は、関西の一私鉄に働いている名もない労働者である。十九のとき、この私鉄に入って以来、三十年近くつとめて、今年はもう四十七になる。いまの私の希望は、情ないことながら、この会社を停年になってやめさせられると同時に死ぬ…

文学空間

暇潰しに、モーリス・ブランショ著『文学空間』(粟津則雄・出口裕弘訳、現代思潮社)を読む。文学空間作者: モーリス・ブランショ出版社/メーカー: 現代思潮新社発売日: 1962/10/01メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (12件) を見る

そもそも存在していない「ラディカルな思想左翼」

Twitterでまたしても不愉快な御意見を読んだが、堀茂樹さんという方の御意見だ。堀さんによれば、1960年代以降、ラディカルな思想左翼が推し進めてきた脱構築が、今日の新自由主義的な惨状を齎したのだという。だがしかし、「ラディカルな思想左翼」など…

外国人

ジュリア・クリステヴァ著『外国人 我らの内なるもの』(池田和子訳、法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス 313)を読み返す。レイシズムの排外主義デモに直接どうこうしようというつもりは一切なく、読書以外興味がない僕である。大変申し訳ありません…

シェーンベルク作品集

武満徹を聴き終えたので、グレン・グールドの演奏で『シェーンベルク作品集』を聴く。2枚組である。吉田秀和の批評は、グールドの演奏は、ポリーニに比べるとテンポが遅過ぎたということだったが、さて、どうだろうか。僕はポリーニ盤は持っていないのであ…

遮られない休息

高橋悠治の演奏で、武満徹の『遮られない休息』、『ファー・アウェイ』、『ピアノ・ディスタンス』を聴く。最近朝が早いが、3時に眼が醒めてしまった。とりあえずお茶を飲み、音楽を聴く。iPadを動かしていたが、深夜・早朝に30分〜1時間くらいWi-Fiが途…