2008-10-20から1日間の記事一覧

英語で書かれた初の同性愛擁護論

『ベンサムという名の男』で知ったのですが、英語で書かれた初の同性愛擁護論はベンサムのものだったとのことです。当時のイギリスは、今のイランやかつてのタリバーン政権のアフガニスタンと同じような、同性愛は絞首刑か晒し刑──といっても、女達が先頭に…

疑問

NAM

資本・国家・ネーションに対抗しそれを揚棄する、といっても、じゃどうやって生きてくの?どうやって具体的に暮らしてくの?資本主義も、主権国家も、家族や民族などの共同体も、人間が生活を作っていくためのシステムでしょう。それを否定するなら、それに…

私と違って深い

ウィリアム・ジェイムズやチャールズ・サンダース・パースを調べていて、偶然辿り着いた。 id:deepbluedragon

ウィリアム・ジェイムズ「「意識」は存在するのか」

わたしが反対しているのはただ、「意識」というこの言葉が何らかの存在者を表わしているということのみであり、わたしは逆に、この言葉がある機能を表わしているということを強調したいのである。 わたしのテーゼはこうである。もしもわれわれが世界の内には…

バド・パウエル『スウィンギン・ウィズ・バド』

これは凄い!スウィンギン・ウィズ・バドアーティスト: バド・パウエル,ジョージ・デュヴィヴィエ,アート・テイラー出版社/メーカー: BMG JAPAN発売日: 2005/10/26メディア: CDこの商品を含むブログ (5件) を見る

方法叙説 第二部読了感想

第二部で不安なところは、デカルトが、孤立した個人としてのわれに全幅の信頼を寄せており、群知性、アソシエィテッドされた悟性など、分業や協業の相関物である知性を考えていないことです。それは、十七世紀という時代の制約もありましょう。十八世紀には…

松本茜

フィニアスに恋して~10代で最初で最後のレコーディング~アーティスト: 松本茜トリオ出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)発売日: 2008/05/28メディア: CD クリック: 22回この商品を含むブログ (22件) を見る

ジョン・デューイ

哲学の再構成 (デューイ=ミード著作集)作者: ジョンデューイ,河村望出版社/メーカー: 人間の科学新社発売日: 2017/10/18メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る哲学・心理学論文集 (デューイ=ミード著作集)作者: ジョンデューイ…

方法叙説 第二部読了

私は、白水社イデー選書の訳で読んでいます。 有名な四つの規則、確認しました。 第一の準則は、どんなことでも、ほんものだとはっきり認識しないうちは、けっしてほんものとして受け取らないことでした。それはつまり〈速断〉と〈先入観〉とを念には念を入…

田邊元

田邊元(田辺元)全集の第一巻と第二巻が届いたので読み始めるが、難しい。内容も文章(文体)も難しい。西田幾多郎も難しいが、それに劣らず難しい。田辺元全集〈第1巻〉初期論文集 (1964年)作者: 田辺元出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1964メディア: ?…

内井惣七

内井惣七のサイト http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~suchii/SUhome.html 内井惣七 wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E4%BA%95%E6%83%A3%E4%B8%83

これは衝撃的

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081020-00000013-mai-int

オスカー・ピーターソン・トリオ『ポーギーとベス』

ポーギー&ベス(紙ジャケット仕様)アーティスト: オスカー・ピーターソン・トリオ出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック発売日: 2005/08/24メディア: CD クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見る

Queer論

自分がオカマ Queerであることを否定しようとした矢先に、クィア的?欲望が噴出する。「少年のちんぽ切りたし秋の夜に長々し夜を独りかも寝む」。わが手で少年を去勢したら、どんなに気持ちいいだろうという不埒な夢想。社会にとって危険人物たる徴表たる、…

デレク・ベイリー『インプロヴィゼーション』

インプロヴィゼーション(紙ジャケット仕様)アーティスト: デレク・ベイリー出版社/メーカー: ストレンジ・デイズ・レコード発売日: 2007/10/24メディア: CD クリック: 10回この商品を含むブログ (9件) を見る

パスカルの『パンセ』(新潮文庫)

七七 私はデカルトをゆるすことができない。彼は彼のすべての哲学において、もしできたら神なしですましうることをのぞんだかもしれない。が世界に動きを与えるためにはどうしても神をして一と押しさせないわけにはゆかなかった。しかしそれをさせたあとはも…

脱左翼宣言について

一昨日の脱左翼宣言は性急で、行き過ぎであったと考える。 私は、世界や社会を改善する希望を棄てたわけでは全くない。 が、それが具体的なる社会改良の方向を支持するものに漸次に変化してきている、ということなのだ。 例えば、昨日、東京都中央区が、景気…

津軽三味線の稽古から帰る

千代田輝次郎(ちよだみつじろう)先生に二和公民館音楽室にて津軽三味線を習う。今日は吉野さんと私の二人。 昨日の「平成20年度千葉県民謡民舞祭」には、千代田輝次郎先生の会、輝祐会(みつゆうかい)支部として参加した。 今日は沖縄の民謡と五ツ木の子…

休日

習志野第一病院の第一形成外科で高浜先生の診察を受ける。OK。 ウィリアム・ジェイムズ『純粋経験の哲学』(伊藤邦武編訳、岩波文庫)、パース『連続性の哲学』(伊藤邦武編訳、岩波文庫)、土屋恵一郎『ベンサムという男』(青土社)、アラン『デカルト』(…