パスカルの『パンセ』(新潮文庫)
七七 私はデカルトをゆるすことができない。彼は彼のすべての哲学において、もしできたら神なしですましうることをのぞんだかもしれない。が世界に動きを与えるためにはどうしても神をして一と押しさせないわけにはゆかなかった。しかしそれをさせたあとはもう神などは彼にとりどうでもよいものになってしまっている。
- 作者: パスカル,津田穣
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1952/01
- メディア: 文庫
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パスカルが言うのはどうでしょう、当たっているでしょうか?