近況アップデート

ただ私自身の個人的な感想をいえば、左派を含めた京都学派は確かにすごいのでしょうが、リアリティがない感じがします。『善の研究』の西田幾多郎の「純粋経験」(ベルクソンウィリアム・ジェイムズからきている)は面白いと思います。けれども西田はその後長年哲学的な悪戦苦闘を続けますが、それが余りにも凄すぎるので、正直読んでいてついていけません。彼独自の概念(「場所」とか「述語」とか)を沢山出してきますが、それがよく分かりません。