売る・売らない、そして売れない《商品》

トロンボーン奏者ではなくビジネスマンのほうの松本治さんの「リクエスト・メイド・システム」を検討するが、その前に予備的に検討しておけば、現代の我々は、流通論を考えるといっても、インターネットを抜きにすることはできない。音楽のダウンロード販売電子書籍などである。

それに関連する話題について、昨日のTwitterから検討してみたい。

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2012.08.13 16:26
違法ダウンロード被害7000億円は、でっち上げだった★日本人は世界一CDを購入してるのにヒドすぎる - NAVER まとめ:... http://dlvr.it/208cZL

@Y_Mokko: 世界一CDを購入しているというより世界一ダウンロード販売が普及していないと言ったほうが正しい RT @akof: 栞:違法ダウンロード被害7000億円は、でっち上げだった★日本人は世界一CDを購入してるhttp://matome.naver.jp/odai/2134362691411650401

米作家協会、グーグルに20億ドルの損害賠償請求へ - 書籍の電子化で http://wired.jp/2012/08/12/guild-seeks-billions/

2012年著作権法改正でどう変わる? 違法ダウンロード刑罰化Q&A編http://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/fukui/20120710_545829.html 「現在TPPで米国が要求している『法定賠償金』が導入された場合、米国で報道されるような『ダウンロードした市民の大量提訴』も可能性が高まりそうです」 #TPP #ACTA

ACTA条約批准でネットで情報交換もできなくなる危機。ウィキリークスが暴露しヨーロッパ各国ではデモで阻止。日本は悪政府により批准が秒読み段階の危機。マスコミは黙ってる。(878) #genpatsu  #原発  #iwakamiyasumi #niconews

日弁連ツイッター監視」に警告〜表現の自由侵害の恐れ http://internetzazen.sitemix.jp/?p=7786

青空文庫本日公開】『民芸の性質』(柳 宗悦著 Nana ohbe入力)【青空文庫】→ http://www.aozora.gr.jp/cards/001520/card51825.html #bookjp #book

まず、音楽についてだが、日本人が世界一CDを購入しているのか、日本は世界一ダウンロード販売が普及していないのか、ということである。それは経済統計的には私は分からないが、iTuneの課金は少し成功したビジネスモデルではないのか、と思うが。CDの売り上げが落ち続けているようだ、というのは、実感として事実であろう。だから、ミュージシャンなどは、どういう販売方法、形態があり得るのか、インターネットをどこまで活用できるのか、課金は可能なのか、ということを検討しているのである。しかしながら、現状では、YouTubeUstreamなどで課金を通じて利益を得るのは難しいようである。

アメリカの作家協会が、電子書籍の一件でグーグルに20億ドルの損害賠償を請求したという話だが、額はちょっと凄いが、このくらいしなければ表現者の権利は守られないのかもしれない。

そして、TPP、ACTATwitter監視といった動きとそれへの批判もあるわけである。柳宗悦青空文庫を挙げたのは、著作権フリーの世界にもこんないいものがあるし、それこそ、民藝の器のように埋もれさせておくのは惜しいからだ。

さて、本題に入るが、松本治さんが2005年に提起した『リクエスト-メイド試論 Ver.1』というのは、以下である。

http://www.tcxpress.com/ango_03.html

そのほかに、以下にも注目すべきだ。浅輪剛博さん、『消費者の協同』。

http://tcxpress.com/aswt_31.html

彼らの意見には特に感想はないが、「現実的」であろうとするのは難しいんですねえ、ということくらいである。