明らかに誤訳?

これは後藤さんご自身の発言ですよね? 「まず、miyaさんの引用文中にある「ランガージュle langage」を「言語活動」と訳すのは明らかに誤訳です。」

後藤さんがそう考えたとしても、後藤さんのように考えない専門家も多数存在するようですが、その事実はどうお考えになるのでしょうか?

http://com-post.jp/index.php?itemid=423

Wikipediaもgoo辞書も学術用語としてはlangageは「言語活動」と訳すのが正しいと記してあります。Wikipediaが常に正しいわけではないですが、後藤さんが通説を否定される根拠は丸山以外に何かあるのでしょうか? 専門家よりも後藤さんの意見が正しいのでしょうか? 私は疑います。

「ランガージュ(仏: le langage)とは、言語学者言語哲学者であるフェルディナン・ド・ソシュールが提起した構造言語学の概念の一つ。カタカナ言葉を避けた日本語では言語とだけ記されることも多いが、学術的概念としては言語活動と訳されるのが正しい。言語学のみならず、精神科医で哲学者のジャック・ラカンらを通じて精神分析理論にも広く展開された。」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5

言語学者ソシュールの用語。「言語活動」と訳される。ラングとパロールを包摂するもので、人間の言葉の総体をさす。」

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/229960/m0u/

langageが言語活動でなく「言語能力」でなければ「往復書簡」の議論全体が崩壊してしまいますからねえ。そこを敢えて「言語能力」だと言い募る必要があったのでしょうねえ。でも、それが科学的、学問的な態度、公平な態度だといえるのでしょうかねえ。