子どもは親を選べない

北朝鮮訪問記の部分を読んだ。よど号グループの子どもたちは、望んでそういう立場に生まれたわけではないのに、摩擦や軋轢、葛藤が生じざるを得ない場に身を置かされているわけで、そういう状況をどうにかしなければと感じた。普通の生き方がしたいのにできない、という不条理な状況だ。「拉致」以降、そういう状況は加速していると思う。世論や雰囲気といったものに、どういうふうに状況的に抗していけばいいか、といったことを考えさせられた。