性急な提案を反省〜あかね水曜ワークショップ

先日提案した、芸音ホールの出資・共同経営を募る件については、或る出品(予定)者の方から、経営の枠組みを大きく変えるのに出品者の方々にそれを告知しないのはおかしいと批判された。申し訳ないが、提案を撤回したい。そして、加藤宣子さんとの共同経営については、加藤さんとお話を進め、決定に至った後、出品者の方々にご相談し、承諾を得るという形にしたい。私のわがままな態度を深く謝罪したい。

ところで今日は、水曜1・3・5週目に行う「あかね」ワークショップの第2回目だった。おお(岡井友穂)さんに講師をお願いしての、失業者生産協働組合についてのワークショップ。多様な運動に関わっておられる方々が参加してくれ、盛り上がる。来週のワークショップにも期待したい。とはいえ、料理の出来ない、そして終電の早い(新京成電鉄)私の当番日、究極Q太郎さんとトミーさんのヘルプがなければ全く立ち行かないことも事実である。かれらに深く感謝したい。

失業者生産協働組合といっても、実際の起業を今すぐ・ここで目指すのではなく取り敢えずこうした話が出来る場を広げていきたいとのことで、実際の社会的排除の対象となっている「我々」が生きていける途をすぐに切り開くものではないとのこと。確かに、生産協働組合といっても、すぐに「連帯」したり起業したりするのは難しい、というのは言うまでもない。しかし、「潜在的な」失業者から「現実的な」失業者になってしまった私には、生き残り(サバイバル)の具体的実践の可不可が気になってしまう。そうしたことについて、おお(岡井)さんと今後とも討論し協働していきたいと思った。