その3・「サボタージュ」の身体を超えて

>はむはむさん

天皇制廃止を主張するなら、改憲派でしょ、要はこれだけのことです。
それ以上でも以下でもありません。

私は個人的にはひびのまことの主張に賛同しています。
http://weblog.barairo.net/index.php?categ=1&year=2004&month=11&id=1101298348
http://weblog.barairo.net/index.php?categ=1&year=2005&month=1&id=1106058704
http://weblog.barairo.net/index.php?categ=1&year=2005&month=4&id=1113883018
それなのに九条の会に参加するのは矛盾と言えば矛盾ですが、現在の九条改悪情勢を止めたいという一心からの行動です。

ただ、ご自分たちの主張が通らない原因を、日本国民のせいにするのはいただけませんな。

いや、自らの責任を問わない在り方が、運動内部においてさえも、軋轢や無関心等を生み出していると考えています。

オウムの問題については、オウムのやったことを擁護するわけではありませんが、社会的な閉塞感こそまず第一に問題視すべきだと思います。最近北朝鮮に亡命しようとして、また日本に帰ってきてバッシングに遭っている北川さんという女の人がいますが、元アーレフの信者である彼女は、「資本主義的奴隷」になりたくないということを亡命理由に挙げています。この現存の資本主義の支配的現実(勿論支配的「でない」現実などない)において息苦しさを感じている人達=私達がいること、その息苦しさ=生き苦しさが突発的で奇矯な「行動」に暴発するほかないのが現在の「完璧な」管理統制社会であること、にも関わらず私達(=左翼)は現存の資本主義社会に対してオルタナティヴを示していかねばならないことがいえると思います。北川さんの問題については、私の以下の拙文をご参照いただければ幸いです。http://associationists.fc2web.com/sets0002.html

私事になりますが、ここは「便所」ですので敢えて書かせていただきますと、私は今、就職活動をしています。コミュで中傷されたように、働いていないわけではなく、働きたくないわけでもないのですが、これまでパートタイマーとして働いてきたわけですが、上司から別の職場を正社員で探すように勧告され、その機会に資本制企業に勤めようとしているわけです。内心、大変な矛盾を感じますが、死なないためには生きていかなければならないわけです。JUNKの身体は、自らの再生産さえ覚束ない全面的な「サボタージュ」(岡崎乾二郎)の身体ですが、緩慢な・或いは急激な死を肯定するのでないならば、「サボタージュ」に留まってばかりもいられないわけです。資本主義「の外」などあり得ない以上、その中から抵抗・闘争するしかない。しかしそれが困難なのは言うまでもありません。とはいえ、私は、死ではなく生を、それもできれば抵抗する生を選びたいと思っています。