2012-12-24から1日間の記事一覧

おそよう、セカイ!

おそよう、セカイ!ぼくがこれまで読んだ本のなかで、間違いなく一番面白かったのは、ニーチェの『この人を見よ』である。ぼくはそれを、手塚富雄訳の岩波文庫で読んでいる。とりわけ、本文の冒頭が大好きだ。「わたしという存在の幸福、おそらくはその無比…

死の舞踏から月光の曲

ホロヴィッツを聴く。まずはRCA盤『若き日のホロヴィッツ』から「死の舞踏」。歌曲「想い出」の主題による変奏曲。そして、ベートーヴェンの「月光」ソナタ。「月光の曲」。少し音楽を聴いたら、都内へ出掛ける。支度は済んだ。風呂は沸かなかったから、止む…

パーセル最後の曲集

高橋悠治『パーセル最後の曲集』 1.やさしき楽の音よ、この病める若者に魔の手をのばせ 2.梟の灰色の眼は空の褪せゆく青の中 3.息づけ大気、わたしを和らげよ 4.たっぷり五尋の底にキャスリン・フィッツキボン (声)written by iHatenaSync

大戦前夜

(大戦前夜)こう想像してみた。彼氏は私の意見を読むと、ひどく落ち込むのではないか。大学生君もそうではないか。だが、もし、そうだとしても、どうすることもできないことである。私は非常に陰鬱で、前向きな希望を持たず、意地悪で残酷である。笑うこと…

ロドリーゴ、アランフェス協奏曲

24年越しの宿題を片付ける。 written by iHatenaSync

iPad協奏曲

iPhoneの電池が減ったので、iPadに切り替え。iPhoneは、本当にすぐに電池が減る。一度、欠陥商品ではないか、と、銀座のアップルストアに持って行ったが、そうではない、と言われた。ロドリーゴのアランフェス協奏曲は非常に美しい。もうすぐ終わるから、ベ…

36菩薩のクリスマスイブ

36菩薩のクリスマスイブとは、何ぞや。 いや、別に何だって構わないけどね。新宿の街を後にした。二丁目の辺りを延々と歩き、cocoro cafeとサンドウィッチ屋さん(名前失念)に逝った。二丁目を彼氏と散歩して驚いたのは、余りの人の少なさ、閑散とした眺…