「買収には絶対に応じません」

いましがたタウン紙の配達から戻って冷たい飲み物を飲んで一休みしているが、いつも気になっているのだが、一体誰があーたを買収するんだというようなお宅に限って「買収には絶対に応じません」という札が目立つところに掛けてある。いやはやという感じだが、程度の差こそあれ人間誰しもちょっとしたドン・キホーテなのだろうかとわが身も振り返って苦笑せざるを得ない。それはそうと、自転車を走らせながらまたしても不穏なことをあれこれ考えていたが、その多くは忘れてしまった。……(笑)。

一つ書いておくと、まア2ちゃんねるTwitterなど、SNSを含めてネットなんざひどいものだが、インターネットでなくてオフやリアルならいいとか、顔が見えるご近所とかコミュニティとかコミューンとか、そういうものもよろしくないというか信頼に値しないと個人的には思うところであって、人間道でばったり出くわしたらにこやかに挨拶くらいはするとしても、腹の底では何を考えているかわからない。2ちゃんねるなどの醜悪のアレとの違いは言うか言わないか、読めるか読めないかというところにしかないのであって、井戸川ではないが「言わないだけです」みたいな。そうして表面的な社交ではニコニコして挨拶をかわしているとしても、裏や蔭ではどんな噂や陰口を叩いて他人を陥れているかわかったもんじゃないのである。僕はそう思うが、だから、「人を見たら泥棒と思え」という古来の深い知恵に従って用心して自己防衛するに越したことはないのだ。

メール便は今日は29個しかないからすぐ行ってこようと思うが、空模様はだんだん曇ってきてじき雨の模様である。降らないうちに行ってくる。仕事をしながら聴いたのは、ソニー・ロリンズが2枚、アイク・ケベックが1枚。さて、そろそろ出るかな。

Here's to the People

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