Cジャム・ブルース

30分ほどピアノを弾き、2階でラーメンを食べ、冷水シャワーを浴び、着換えて自室でフィニアス・ニューボーンJr.『Cジャム・ブルース』を聴く。レイ・ブラウンと共演したこれは1986年の録音であるそうだ。今朝取り上げたいのは鈴木寛氏が極右とまでいえるかどうかという問題である。Twitterでラディカル左派の相原たくやさんがそう書いているが、むちむちぽこにゃんさんなどの左翼の論客・活動家のみならず脱原発派も含めてそういう非難が大きく盛り上がってきている。だが、僕としては根底的に疑う。同意などできないのだ。

そういう連中は暗黙のうちに山本太郎を支持しろと言いたげだ。だが、鈴木寛=利権あり、山本太郎=利権なしの市民代表などという座間宮ガレイ(デマゴーグ! イデオローグ!)の言うことなど誰が信じるのだろうか。僕はそういう意味での市民など最初から全く信用していない。頭がどうかした連中だとしかみなしていないのである。

昨日東浩紀がツイートしていたが、彼がすずかん(=鈴木寛)支持を表明したら、フォロワーが激減したそうだ。リムーブかブロック。まあそこからどういうことになりそうかは推して知るべきだが、労働や貧困、フェミニズムの論客である栗田隆子氏もまた、すずかん応援団に、東のみならず湯浅誠内田樹が入っていることを「理解できない」とツイートしていた。だがそれは、運動であるとか市民とか、または批判的な知識人・言論人は必ず全員こうあるべきだという硬直した思い込みからくることではないのか? 同じように、このところ連日非難している尾崎全紀氏がシェアしていた山田宏明氏という人の書き込みでは、内田樹がすずかん応援のビデオをYouTubeにアップしたことが罵倒されていたが、その理由は「目が泳いでいる」。……

まあどうでもいいが、僕はこの手の「市民」や活動家など一切信用しないし、大体彼らの逆を支持すればうまくいくはずだ。どうして、すずかん=鈴木寛がここまでわけのわからぬ運動界隈から非難されるのか理由を整理すれば、まず、民主党政権の文部副大臣だったときの政策。20ミリシーベルト問題やSPEEDIE隠蔽疑惑だが、鈴木は著書『テレビが政治をダメにした』でそれを否定し反駁していますが。

それからTPPに賛成であるようだとか、また、日の丸掲揚・君が代斉唱問題で北海道だかの教職員組合の処分に賛成したことも著書に書かれていたが、相原氏らの「極右」という非難はここからくるのかもしれない。確かに強制は良くないが、だから極右なんですかねえ。俺は知りませんが。「世に倦む日々」(デマゴーグ! イデオローグ!)は鈴木氏は「原発容認派」だとも書いていたが、これまた、2030年代原発ゼロという政策の合理的検討でなければいけないでしょう。

大体それくらいだ。**は死ぬしかないのだ。以上。

Cジャム・ブルース

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