Give People A Chance!

茹るような暑さで氏にそうである。これは堪らず冷水シャワーを浴びる。本日3回目である。そして自室に戻るともう煮詰まるような酷暑。気温、室温は一体何度あるのか。35度さえも越えてないか。というわけで、冷房、クーラーをガンガン入れる。ちょっとみたら24度になっていたのを激怒して「何だこれは!」と怒鳴り散らして17度に下げる。一気に。そしてパンツだけ履いて、たまたま目に留まったCD、スタン・ゲッツとケニー・バロンのデュオ『ピープル・タイム』を掛ける。ライナーノーツを拝読すると、ゲッツは1987年に肝臓癌で余命1年半の告知を受けた。だが、彼は生き延びた。彼が亡くなったのは1991年の6月6日である。これは死の3ヶ月前にコペンハーゲンの「カフェ・モンマルトル」でのパフォーマンス。以上は大村幸則氏の2005年4月の文章(解説)に依拠している。

僕はこういうものを聴きながら幸せであり、何か本でも開いてみようかなと思い、部屋を見回す。所詮翻訳だが、アリストテレスの『形而上学』(岩波文庫)、アランの『幸福論』(集英社文庫)が目に留まる。それに手を伸ばしてみようかとも思うが、やはりやめておく。小説が読みたい。中野重治の短篇か、またはバロウズ(英文)……。と思うが、やはり何もしない。もう少し部屋が冷えるまで待つ。全くこの暑さでは本当に死にそうである。

相変わらず肩の痛みも続いているが、原因は不明である。親からは、余りにも生活が不規則で姿勢も悪く、一日中パソコンかiPhoneiPadをやっており、またはピアノ。そして運動しないから体に不自然な負担が掛かっているのだろう、と言われる。それはそうかもしれない。そういえば、先程ソフトバンクに電話して料金の問題を確認しておいた。これからどうしようかな。今は午後4時だろう。そうすると、日が暮れるまで待たなければ。6時を廻って、7時くらいになったらポスティング日和かもしれない。それまではのんびりして。寛ぐのだ。それがよろしい、とそう思うが。

僕の想い出話だが、今Facebookなどで繋がっている方々の多くは、友達とか親友では少しもなくてももう10年以上の付き合いである。内山隆氏……。彼はChance!だったはずだが、色々苦労されていたのは存じ上げているが、哲学者の内山節の関係の方なのか? それは分からないが。どうでもいいことだが。僕が不意に想い出したのは、昔何かのアレで彼がジャンベ……どこか南国の太鼓を持って国会の周りを歩き廻っていたことである。どなたかChance!の若い女性もいたはずだが、彼女の佇まいなり雰囲気は覚えていても、御名前が想い出せない。高橋未玲さんだったか星野ゆかさんだったか、或いは別の誰かだったか。そして、PEACEオジサン@茅ヶ崎さんもいた。最近は「平和(たいら・なごむ)」というハンドルをよく使っておられるようだ。内山さんもPEACEオジサンも2ちゃんねるであれこれ口さがないことを書き立てられていて、僕は当時からやれ、大変だな、と思っていた。当時の2ちゃんねるの最大の被害者は「Chance!の天皇」と揶揄されていた小林一朗氏だっただろうが、小林氏への非難や揶揄は、小泉政権に賛成の保守・右派からだけでなく、ラディカル左派からも数多く寄せられていなかったか? それは彼……彼らが現実に有力であったということの証であろう。無意味で無力な勢力だったら誰からも相手にされないのだ。それは今でも同じでしょう。

ピープル・タイム

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