興奮した即興小説

お題は「興奮した即興小説」・・・って、そりゃぼくの即興小説のことだろ。早くフランス書院から本を出すべきだな。エロSM小説を続々刊行だ。

そりはともかく。何となく、軽い感じで書いてるが。元々軽い人なのである。軽薄なのだ。真面目なのは似合わない。何でも、すぐに茶化してしまいましてね。すいませんね。こういう性格で。

「一切何ものも信じない」。これはどうでしょうかね。宗教を信じない。これはいいでしょう。ですが、それ以外のものも全く信じない、というのは?

ぼくは過去を懐かしんでいる。だが、その過去などには一体何があるのだろうか? 全く何もありはしない。何を懐かしんでいるのか? もう流行らない、古い歌の数々。誰も知らない小説群。映画。ドラマ。そんなところか?

昔々から趣味の人なのだ。つまらないことだけに興味がありましてね。他人、社会と一致しておりませんで。子供の頃からね。

例えば、式貴士とか柾悟郎とか、皆さん御存知でしたか? 流石に大原まり子は知ってるだろうと思うが。さういうマイナーなものが好みでしてね。すいませんね。

いいや、別に済まなくありませんが。ちょっとしたレトリックというか、お上手を申し上げたまでですよ。

登場人物を設定して、物語を構築しなきゃね。だけど、さういうことは面倒臭いんだ。あれこれ自分と違う人物を想像して、それを言葉で定着させるってのはね。だから、そんなことはやったことがない。30年前から小説を書こう、書こうとしてきているが、基本的なテクニックがありませんでね。外界の描写とか、会話とかが書けませんで。ですから、数十年、頓挫し続けて参りましたが。

今も頓挫している。

頓挫。頓死。

トン。豚。

トカトントン

それはそうと。残り8分もあるから、もうちょっと適当なことを書く必要があるが、毎日寒いね。寒過ぎる。もう年末だしね。

あと数日で2012年も終わる。
実につまらない一年だったね。

そして、また、しょうもない新年がやってくる。

信念のない人にも、新年はやってくるわけだ。当たり前だが。
当たり前だが、つまらないことだね。

世界が終わらない限り、こういうことは死ぬまで繰り返される。
きっと、世界が終わるよりも、自分が死ぬほうが先だろう。

実にめでたいことだ。

とりあえず、あれこれ読書をし、音楽を聴いて、Ustreamをし、この「即興小説トレーニング」で遊び・・・そうやって毎日は暮れていくね。ほんの少しも働かず。カネを稼がず。

全く何もせず。
無為な生活。

怠惰な日々。

豚の生活。

赤くない豚。

飛ばない豚はただの豚だ。

ブタだひかるっ!

だから、一体何なんだ。

さういえば、先日母親が、道端で宇多田ヒカルのCDを拾ってきた。「こんなの見つけたよ!」というのだが、ちょっとそれを見てみたら、ケースの中身は空っぽだった。

いやはや、そんなことばかりである。
情けないが・・・。