短歌、短歌。

死に絶えて凍る心のその先にただ広がるはこの世の地獄
闇夜から闇夜に渡る旅人は言葉すらなく佇むばかり
命さえなくなる日々を過ごしても「意味」の果てには「無意味」が広がる
無情にもただ殺された人々の死骸の果てに陽が照りつける
死骸にも蛆虫が湧くその様に生きた自然の営みを見る
何処迄も死人ばかりのその道をデッド・ロードと人は呼ぶのか
死を賜う天皇陛下御真影破り捨てても平気の平左