"Dizzy Gillespie & The Double Six Of Paris"

"Dizzy Gillespie & The Double Six Of Paris". (1) Ow, (2) The Champ, (3) Emanon, (4) Anthropology, (5) Tin Tin Deo, (6) One Bass Hit, (7) Two Bass Hit, (8) Groovin' High, (9) OO-Shoo-Be-Doo-Be, (10) Hot House, (11) Con Alma, (12) Blue N' Boogie. ディジー・ガレスピー (tp)、ザ・ダブル・シックス (cho):ミミ・ペリン、クロディーヌ・バージ、クリスチャンヌ・ルグラン、ウォード・スウィングル、ロバート・スマート、ジャン・クロード・ブリオダン、エディ・ルイス、ラロ・シフリン (arr)、(1)-(8), (10), (12) バド・パウエル (p)、ピエール・ミシェロ (b)、ケニー・クラーク (ds)、(9), (11) ジェームズ・ムーディ (ts)、ケニー・バロン (p)、クリス・ホワイト (b)、ルディ・コリンズ (ds)。1963年、パリ及びシカゴにて録音。──ビバップの核心はGillespieであるというのが昔からの私の意見です。Parkerは余りに早く死にましたし、Powellは1953年以降は好調とは決していえません。1953年以降のPowellを好んで聴く人とはビバップということとはちょっと違う動機から聴きます。それはPowellの極めて個人的な、パーソナルな音楽が聴きたいということです。それがよくいわれる「人間的」ということですが、でもその「人間的」というのは悲惨な光景です。

ディジー・ガレスピー&ザ・ダブル・シックス・オブ・パリ

ディジー・ガレスピー&ザ・ダブル・シックス・オブ・パリ