近況アップデート

具合が悪くてずっと寝込んでいました。二和病院まで行くつもりでしたが、そういう体力も残っていなかった。病院に行くとかいってもどこに行けばいいのか全く分からないので途方に暮れています。佐々木病院の主治医は私を治療することを完全に諦めています。どんな薬も全く効果がないし、とにかくどうしようもないということのようです。

心理学(臨床心理学)とか心理主義に批判的な人がいます。そういう意見があるのも分かりますが、しかし、その人と交流するのをやめました。私には何らかの心理的なものが必要だし(何しろ薬が全く効果がないのだから)、いちいち議論したりするのが面倒臭いからです。そのような体力、気力ももうないのです。

そういう人は心理よりも経済を重視するし、実際金銭は大事です。でもカネさえあれば生きられるというほど、心の問題は簡単なものでもない。

医者やカウンセラーは病気ではない(だから、当然治療法もない)というわけですが、ではなんなのか、と考えてみました。「不幸」という表現が最もしっくりくるように思います。人間を苦しめるものは必ずしも病気だけではなく、ほかにもいろいろあるということでしょう。

実際、ミシェル・カミロやエンリコ・ピエラヌンツィを買っていますが、聴く元気もなく、一週間くらい(或いはそれ以上)まともに音楽も聴いていません。ウィントン・ケリーのコンピレーション(ベスト盤)『黒い瞳』ばかり聴いています。ケリーのピアノの熱烈なファンというわけではありません。ただ単に、そのCDが近くにあったから、そして自分の気持ちにしっくりくるからです。