a hikikomori's walking in Futawa-mukodai

山中千尋 Chihiro Yamanaka "Reminiscence"を聴いている。

レミニセンス(初回限定盤)(DVD付)

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  • アーティスト: 山中千尋,脇義典,ラリー・グレナディア,ジョン・デイヴィス,バーナード・″プリティ″・パーディー,バーナード・″プリティ″・パーディ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2011/08/24
  • メディア: CD
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船橋市北図書館で歌集を十冊返却した。何か借りようかとも思ったが、基本的に(恒常的に)意気消沈しているためか、何も読みたい本がなかった。精神医学や社会学の辺りの棚も覗いてみたが、自殺「予防」にもひきこもりやニート状態からの「脱出」にも興味ないので、スルーした。文庫の棚を覗いてみると、渡邊二郎が編集したハイデガー存在と時間』入門というのが入っていたが、『存在と時間』に入門したいという気持ちにもなれなかった。鹿野政直の日本近代思想史入門みたいなのもあり、ちょっと食指を唆られたが、やめておいた。大学だったか院だったか忘れたが、鹿野政直の講義に出席していたことがある。日本女性史の授業だ。私は彼の授業で、高群逸枝という独特の個性の存在を知ったのだった。
一旦帰宅し、財布を持って、築地大ちゃんへ行ってきた。生姜を探すと、中国産のと高知産のが同じ値段で売られていたが、中国産に比べて高知産はひどく小さい。死にたいという人間が、中国産だからと忌避するのはナンセンスだと思い、中国産のを買った。97円だった。
家に篭っていても暗鬱になるばかりなので散歩と思って二和向台中をぐるぐる歩いたのだが、歩きながらも「死」のことしか考えなかった。死にたいと言いながら十年以上、生きてしまった。だがそれは、確実で苦痛の少ない死に方を見付けることができていないからでしかない。私には、自分から積極的に何かをしたいと思ったことはない。記憶を辿ってみても、物心ついたときから現在に至るまで「これをしたい」という目標とか意志、欲望のようなものが一切欠如している。私はただ、何もしたくない。だからやらない。ただそれだけだ。怠惰な存在だ。
本を借りてこなかったが、自分で所有している岩波文庫の『与謝野晶子歌集』『子規歌集』があるので、それでも読んでいようかな、と思う。なんで短歌なのか、も自分でもよく分かっていないが。
さて、これから腹揉み・ダイエット体操→洗髪・頭の傷の治療。そして午後からは、レッスンに備える。