『みだれ髪』二首目

  • 歌にきけな誰れ野の花に紅き否むおもむきあるかな春罪もつ子

やはり難解だね。「春罪もつ子」というのが意味深だね。『みだれ髪』で感じるのは「春」「神」といった言葉の多用。「神」はどうも恋人のことを指すようだ。「春」は青春の情熱(恋愛)か?
この一首「歌にきけな」も「誰れ野の花に紅き否むおもむきあるかな」も意味が取りがたいと思う。また、「春罪」とはなんなのか。恋愛のことなのか、といったことも気になる。