『相棒』放映中止

プロ野球のオールスター戦の中継が延長になり、『相棒』の再放送は中止になった。こんなことなら倉数さんと会っておけば良かった、と思うが、予測できなかったことでもあり、仕方がない。運が悪いと諦めるよりほかない。
関係ないが、フリーライターとして生計を立てている清水直子さん(現在、フリーター全般労働組合の執行委員長を務められている)に対して、自分はフリーライターではなく作家(ライター)になりたいのだ、とTwitterで書いたことがある。その通り、自分がなりたいのは「作家」だ。決められた枠組みで仕事をこなすフリーライターではなく、「自由」に物を書く作家。
しかし自分の文章は、素人、アマチュアレヴェルのそれとしても、作家といえるのだろうか、と疑問に思った。身辺雑記でしかないそれは、私小説とか心境小説とかいわれるものに近いのかもしれない。しかし、私は、私小説や心境小説を読んだことがない。一般に、大正期の文学を精読していない。ここに自分の盲点があると思う。小林秀雄が『私小説論』で批評的=危機的な意識を持って語ったような問題意識が自分には欠けている。「文学」が(日本近代文学が)欠けている、といってもいい。
自分が書くものは、恐らく文学にはならない。勿論哲学にもならぬ。無意味、無価値であろう。それでいい、と思っているのだが、それにしても、単なる娯楽としても書くことは、それほど大したことではない。
真哲君からSkypeチャットのメッセージが来ているので、このくらいでアップする。