『幸せの経済学』を読んでみた。

この非常時に敢えて平常運転で地域通貨の話を。

『ヘレナさんの幸せの経済学』読みました。ローカリゼーション地域通貨は将来、重要になってくるのでは?と問う辻さんに対し、ヘレナさんは地域通貨は10年くらい掛けないとものにならない、と答える。

よく分かります。ナマケも10周年ですが、Qやレインボーリング、WATなどを見ても、うまくいくのに10年かそれ以上掛かる、或いは10年掛けてもうまくいかず停滞する、といった現象が見られます。

辻さんは、ローカリゼーションして、地域で地域通貨が回る、というイメージなのでしょうか。自分は投機マネーの抑制・規制が必要だと思っていて、地域通貨経済に移行すれば、地域経済や国家経済を破壊するグローバルマネーの跳梁は抑えられるかと。

今は、みんな震災・原発で一杯一杯だけれども、消費税やTPPなども考える必要があるし、中長期的にはローカリゼーション地域通貨も考える必要がある、と思っています。

いよいよローカルの時代―ヘレナさんの「幸せの経済学」 (ゆっくりノートブック)

いよいよローカルの時代―ヘレナさんの「幸せの経済学」 (ゆっくりノートブック)