『幸せの経済学』を読んでみた。
この非常時に敢えて平常運転で地域通貨の話を。
『ヘレナさんの幸せの経済学』読みました。ローカリゼーションに地域通貨は将来、重要になってくるのでは?と問う辻さんに対し、ヘレナさんは地域通貨は10年くらい掛けないとものにならない、と答える。
よく分かります。ナマケも10周年ですが、Qやレインボーリング、WATなどを見ても、うまくいくのに10年かそれ以上掛かる、或いは10年掛けてもうまくいかず停滞する、といった現象が見られます。
辻さんは、ローカリゼーションして、地域で地域通貨が回る、というイメージなのでしょうか。自分は投機マネーの抑制・規制が必要だと思っていて、地域通貨経済に移行すれば、地域経済や国家経済を破壊するグローバルマネーの跳梁は抑えられるかと。
今は、みんな震災・原発で一杯一杯だけれども、消費税やTPPなども考える必要があるし、中長期的にはローカリゼーションや地域通貨も考える必要がある、と思っています。
いよいよローカルの時代―ヘレナさんの「幸せの経済学」 (ゆっくりノートブック)
- 作者: ヘレナノーバーグ=ホッジ,辻信一,Helena Norberg‐Hodge
- 出版社/メーカー: 大月書店
- 発売日: 2009/06/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 52回
- この商品を含むブログ (8件) を見る