古いもの、なくなってしまったものに興味がある…

mixiの関本洋司さんのプロフィールページからリンクを辿ったのですが、「地域通貨族」も「9LOVE」もホームページが消滅していますね。もう何年も前の運動だから、無理もないか。

私は、以前自分が参加していた「テロリストは誰?九条の会」が解散していたと聞いて、落ち込んでいたのですが、ナマケモノ倶楽部に参加したのだから9LOVEに入ればいいかな〜とか思っていたところでした。

まあ、9LOVEのウェブサイトがなくなっても、ナマクラ会員は9条を守ろうという気持ちは共有できるのではないかな、と思っているんですけれどもね。

さっきのメールで、「TPP」「消費税」「沖縄」に興味があると書いたけれども、長期的にみれば、憲法のことも考えないといけない。その過程で、9条(日本国憲法)と日米安全保障条約のいずれが優先するか、という議論も、避けて通れないように思います。まだ読んでないのですが、辻さんが勧めてくださった、ビル・トッテンさんも、対米追従に反対のようですが、本当に対米追従を辞めても大丈夫なのか、ということについても、みんなで考える必要があるように思います。

それと、経済のことについて一言だけ。今の日本社会は、深刻なデフレ不況であると言われています。それに対して、リフレ派とか構造改革派とかいう経済学者が論壇を支配していますが、要するに、日本をまた「経済成長」「経済発展」させようという点では一致しているように思えます。消費が冷え込んでいるなら、それを活発にすればいい、という考えです。

でも、ナマケモノ倶楽部やスローの思想は、アメリカ型の消費社会そのものに異を唱える「スロー快楽主義」なのではないでしょうか。水谷さんが、買いたいものがないんだ、と書いておられたけれども、その気持ちは分かります。経済が下降、縮小していく社会のありようを、悪いもの、自然や標準から外れたものと看做すのではなく、受け入れるべきものと捉えることはできないでしょうか。不要なもの、欲しいと思わないものは買わないということが悪いとは思えません。

皆さんのご意見もうかがいたいですね。