全てを読むことは無理

最近続いている抑鬱不安、読書再開と関係あるのでは?と思ったり。調子戻ったといっても、症状が酷いときの活字が全く読めない段階に比べれば良くなったというだけで、読解力がプロの研究者や批評家レベルにまで上昇したわけでもない。
本を開いてみると、未知の(または既知の)世界が…。しかし、書物の世界の旅は果てしがないのであって。これ読んでもあれがある。あれ読んでもまた別の…と無限に続く。
だから、不全感が増す。まだ読んでいないものが山ほどあることに気付くから。
今更大学院に戻ろうというのでもないのだから、自分の好きなものを自分のペースで読めばいいのではないかと思うが。なかなかそう割り切れないところが、苦しみの拠ってきたる由縁だろうね。