貧乏人のための音楽入門

貧乏人のための音楽入門
二千十年二月五日金曜日
攝津正

さて、貧乏人のための音楽入門である。貧乏だが音楽が聴きたい、そういう人に貧乏でも音楽が楽しめる方法を伝授したい。
ちなみに私は、CD買い過ぎで破産寸前に陥った経験のある猛者である。私のようにならないように、私を反面教師として、廉価な音楽ライフを送っていただきたい。

図書館を活用しよう
地域によっては、公立の図書館にCDが置いてある場合がある。この場合、勿論借りるのはタダである。私が住んでいる船橋市にはないのだが、在勤の浦安市にはあるので重宝している。また、都内であれば、そうとうレアなものもあるようだ。
宅配レンタルサービスを活用しよう
DMM、TSUTAYA DISCASぽすれん楽天レンタルの四社と私は契約しているが、八枚×四社=三十二枚月に聴けて、しかも八千円も掛からない。音楽「入門」とすれば、オーソドックスなものでいいと思うので、レンタルで借りられるもので十分だろう。勿論、宅配でなく、最寄のTSUTAYAなどを利用するのもいいだろう。

Youtubeを活用しよう
パソコン環境によって見られる場合とそうでない場合があるようだが、Youtubeにアップされている楽曲には相当レアなものも面白いものもあり、しかもタダである。それを渉猟するのも楽しいかもしれない。

と、ここまで書いてきて、何だか自分が資本の消費主義を煽っているような気がしてきた。スマヌ。自主制作音源などで、無料で聴けるものは沢山あるので、そういうのを聴くのは勿論タダである。ちなみに私も、自分の演奏をインターネットにアップしている。Myspaceなどを漁れば、無名の人から著名ミュージシャンまで無料で演奏を聴かせてくれる。

音楽を作る側に回りたい
ここまでは、聴く側の話である。では、音楽を作る側に回りたい時にはどうすればいいのか。
既に楽器を所有しており、生音を公表したい場合であれば、家電量販店で九千円程度のICレコーダーを買ってきて、録音し、それをYahoo! とかの無料ホームページにアップすれば、公開できる。但し、音質はかなり妥協しなければならない。デジタルビデオカメラを持っており、自作動画を Youtubeにアップする場合も同じである。
また、便利なサービスに「らじろぐ」というのがあるのだが、ここなら無料でインターネットラジオ放送が出来るので、マイク一本買ってくればいい。ただ、日曜日にはサーバが混雑して繋がりにくい場合があるので、放送出来ない場合がある。Skype会議通話で流せば確実だが、聴く側もSkypeをダウンロードしていなければならないという不便がある。
パソコンの打ち込みで音楽を作る場合もあるだろうが、これは私は経験がないので正直分からない。