副業としての芸術

芸術で飯が食える人は少ない。多くの人が、何らかの別の仕事をメインに、自由時間に創作活動をしている。
そこでこういうのはどうかと考えた。例えば、倉数茂さん(id:kurageruid:kurageruru)や菅原正樹さん(http://www.geocities.jp/si_garden/)、田口卓臣さんのような小説家であれば、こうである。短編なら十篇に一篇、長編なら全体の三分の一くらいを無料でネットにアップする。そして、他の短編や長編の続きが読みたい人は、彼らの口座に入金し、読む、という仕組み。Amazonのようなのができればいいのだけれど。音楽であれば、myspaceでアーティストを試聴し、気に入った音源を購入する、またはCDを買うというのはありふれている。小説ではより容易に、試し読み→ネット販売が可能だろう。そこで、地域通貨を導入してもいいと思った。文学なら、通貨単位はfictionのf。円だけ、fだけ、円+fなどの支払いが可能なようにすれば面白いと思う。
そして、例えば『重力03』であればこうする。雑誌にもweb重力にも載っていない、特別な原稿というのを用意する。それは通貨「j」でなければ買えない、とするのだ。或いは、円+jでもいいだろう。
電車の中で夢が広がった。