難問の内実?

だめ連-あかね問題がQ-NAM問題に酷似しているというのは、だめ連がNAMに、あかねがQに当たるというだけでなく、コミュニティの問いや、ボランティア体制の限界と経営体としての再定義の問いなどが前面に出ているからだ。

ボランティア体制は、個々人のモチベーションといった脆弱な基盤に依拠するので、不安定にならざるを得ない。といって、これまで手作りでやってきたものを、一挙に市場で勝負できる経営体・事業体にしていこうといっても、それは難しい。

こういった普遍的な問いに私達は直面しているのだが、あかねのスタッフや利用者、さらには外部の人(ワーカーズコレクティブの人や労協の人など)の意見も聞きながら、今後のことを考えていきたい。