知人の自殺

せっちゃんです。今月末で現在の職場(学習塾事務アルバイト)解雇決定となりました(涙。「あかね」スタッフ復帰か?というようなことも考えておりますが、「あかね」スタッフの一人が自殺したという報せが入り、ちょっとショックを受けて今日「あかね」に行ってきました。木曜がかれの追悼ナイトということです。亡くなったかれは21歳の若さで、躁鬱病でした。私は「あかね」のスタッフ会議で何度かかれと面識がありますが、ごく「普通」の今時の若者に見えました。何とも言い難い「閉塞感」を強いる今の社会がかれを殺したのか、かれの内的要因がかれを死に追いやったのか、かれと親しいわけでもなかった私には想像もつきませんが、「あかね」という開かれたフリースペースにアクセスするということは、即ち「死」を身近に体験するということでもあるのだと感じ、何ともいえなくなりました。「あかね」界隈の最初の死者は「探究」と名乗る若者だったそうですが、かれも自殺だったそうです。「あかね」界隈の死者(自殺、病死等)は沢山います。「あかね」が死者の記憶を記念する場になればいいなと希望しております。「精神病」者の集える場、「放置する権力」によって殺される者らが連帯できる場に「あかね」がなればいいなと思いますし、現にそういう方々が集まってきていると思います。

「あかね」のようなフリースペースが「精神病」者にとって力になるのかどうかは分かりませんが、「精神病」当事者による「こころ系語り合いの会」などが過去に催されてきたものの、参加者の自殺等の事情で頓挫しているといった経緯があるようです。必ずしもフリースペースにアクセスできることがプラスにならないのかもしれませんが、相互扶助の輪を広げていきたいと思います。

躁鬱病」という病気について知識があまりありませんが、今日の「あかね」の当番をしていた究極Q太郎さんの話では、私が知っているかれは「躁」状態のときではないか、このところ鬱になって自ら死を選んだのではとのことですが、故人の冥福を祈るとともに、生き難い者らが集い絆を創れる場を少しでも広げていきたいと思いました。

「あかね」ホームページは以下です。

http://akane.e-city.tv/