あかね〜長州さんを祝う会

「あかね」では司法試験を終えた長州さんを祝う会。キヨスケさんの当番の日。

長州さんは、私が早稲田の学生をしていた頃、ノンセクトの活動家のなかで主要な役割を果たしていた人。今ではその過去を自己否定して、6年前から、司法試験の勉強をしている。今回で、4度目の挑戦だという。試験の感触は、キビしかったとのこと。

私は、正直いって、自分もスタッフであるというひいき目を抜きにしていえば、「あかね」が良い空間だと思っていないし、「あかね」での経験を快くも思っていないことを感じた。それをおおっぴらに言うのは初めてのことだと思う。30過ぎた「性だめ」(もてない問題を抱えた人)の男たちが、声高に風俗の話や合コンの話等をしている。妻帯者のことを「勝ち組」と言ったりする。セクハラ・パンフレットの内容に嘲弄的な言辞を弄したりもする。私はこういう体験(世界)が嫌いである。

今日は祝日ということもあってかかなりの賑わいをみせる。それでもそのなかで私は孤独感を感じていた。「あかね」という空間のなかで孤立していると感じた。性に関しては、「あかね」はかなり野蛮な場所である。性に関して繊細な場所などあるのか、といえば、ないかもしれないのだが。私はそういう場所を知らない。

キヨスケさんの作ってくれたチキンオムライスが美味しかった。キヨスケさんが流してくれた三十人殺しの実話に基く映画が上映されていた。めだまどうさんが来場して、展示作品を貼っていた。私は終電のため、その途中で帰宅と相成った。