前田さんへの手紙

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前田さん、私は格好悪くとも、「生きる」より他ないのだろうか? 美しい死、などは幻想なのだろうか? 自分自身にけじめをつけることなく、だらだらと生きていていいものだろうか? 私には、本当に、それらのことが、わかりません。自分が生きていていいもの…

前田さん、私は三十五歳にして孤立し、いまや私を積極的に買ってくれる人や団体は本当に数少なくなっています。本当に希少な「攝津ファン」である前田さんに、もろもろのことについて、率直に手紙を書こうと思う。それが、今度の新しい連載です。 私は、2ち…