2012-08-11から1日間の記事一覧

売る・売らないは、私が決める。

「良寛がなかなか書いてくれないという話は、当時の越後では有名だった。もともと良寛は亀田朧斎のように代価を受け取って書くことを業とする書家ではない。托鉢の余芸として詩歌を作り墨蹟に認(したた)めたものを、心ある人に布施することから発した徳行…