佐村剛志事件の本質

「佐村剛志事件の本質は何だろうか?」
「頭の悪いバカが他人を利用して使い捨てようとしても必ず失敗するってことだろ」
「自分がゴミクズとして使い捨てられるとな。そういう勘違いちゃんは言葉の本当の意味での総括が必要だよね」
「最終処分ってヤツだな」
「終わったあとのガラクタ、クズは京都の宇治川にでも流すか」
「それも汚くて迷惑だから、二度と浮かんでこないようにコンクリートの重しをつけて東京湾の底に沈めるほうがいいんじゃないか?」
チェルノブイリみたいに石棺に閉じ込めてそのまんま十万年とかね」
「水に流すなら石棺より水棺だが、再生再処理不能な有害なゴミはコンクリート詰めにして宇宙に放出したほうがいい」
「君は何の話をしてるんだ? 私はあの詐欺師、剛志の話をしてるんだが」
「僕もだよ」

「まず、人と共謀して犯行計画を綿密に立てて、漏れのないようにしてから手を下すのが何より大事だな」

「そうそう。

すべて話はそれからだ」