Red Garland "Revisited!"

Red Garland "Revisited!"を聴く。昨日も朝から晩まで下らないしょうもないことの数々に怒ってしまったが、自分が少しでも悪いかもしれないなどとは思わない無反省な私である。実際ちっとも悪くないだろう。ふざけんなよといつも思う。ヤンキー的というかヤクザ、チンピラですか? いや、そう思いませんが。

勿論ぼくはそういう立派な存在なんかではないが、斎藤環がツイートしていた「小林秀雄ヤンキー説」というのがある。斎藤は「地頭の良いヤンキーに秀才は勝てない」という肯定的な文脈でそう書いていたのだが、やはり自分もそういう偉い存在なのだとか言いたいわけではない。だってそれは表現をちょこっと変えただけで、昔ながらのロマン主義的な特権的な天才神話でしょう。秀才と天才は違うとか違わないとか。

ここで少し書いてみたいのは、そうは言っても小林秀雄なら小林秀雄に、現代のそれなりに名の通った言論人でもそういう人はいるだろうが、かつても今もどれだけの倫理的・美的非難が寄せられてきたのかということである。学問的な論理的一貫性の視座からの非難も加えてもいいでしょうが、そんなものが一体何程のものなのかということだ。

反知性主義
それが何ですか❓