life

今日からバイトの研修なので少し前、午前5時前に起きてあれこれ準備をしていた。オスカー・ピーターソンの『アクション』を今聴き終えたところ。昨日言及したのは田原総一朗(文庫本の表紙で確かめると「朗」はこちらの字のようだ)『原子力戦争』(講談社文庫)だが、雑誌連載と単行本化は1976ー7年のようだが、良くも悪くもその基調に反原発脱原発そして反被曝運動のベースがよく表現されている。それは「電力会社のいう無事故とは、事故を起さないことではなく、事故を外部に漏らさずもみ消すことだ」(行田龍三)という発想だ。ここに『政府は必ずウソをつく』(堤未果)的な猜疑心とイコールな心性を見て取ることは容易だが、政府はウソをつく場合もあればつかない場合もあり、「真実」は隠されている場合もあればそうではない場合もあるが、もはや妄想ですかというものが余りにも多いのだ。残念なことだが。