雑感

猛暑の中二和向台駅の向かいにある船橋市立北図書館に行ってきた。法政大学大原社会問題研究所(編)『日本社会運動史科機関紙誌篇:日本共産党非合法理論誌 マルクス主義(1) 1924.5〜1924.12』(法政大学出版局)、宇津賀津子『低線量放射線を超えて 福島・日本再生への提案』(小学館101新書)、森永卓郎『庶民は知らないアベノリスクの真実』(角川SSC新書)、服部茂幸『新自由主義の帰結──なぜ世界経済は破綻するのか』(岩波新書)、『マルクスエンゲルス全集 第4巻』(大内兵衛・細川嘉六監訳、大月書店)、チコシューナジ・ベーラ『社会主義と市場 経済改革のハンガリー・モデル』(盛田常夫訳、大月書店)、A・メイステル『自主管理の理念と現実 ユーゴの経験から』(川崎嘉元・小池晴子訳、新曜社)、『山川菊栄集1 女の立場から 1916−1919』(岩波書店)、ハミッド・ダバシ『イラン、背反する民の歴史』(田村美佐子・青柳伸子訳、作品社)を借りてくる。帰宅して書庫から和田春樹『私の見たペレストロイカ ゴルバチョフ時代のモスクワ』(岩波新書)、宇沢弘文『経済学の考え方』・『自動車の社会的費用』(岩波新書)、宇野弘蔵『経済政策論 改訂版』(弘文堂)、トロツキー『裏切られた革命』(藤井一井訳、岩波文庫)、マルクス『経済学・哲学草稿』(城塚登・田中吉六訳、岩波文庫)・『資本論』(エンゲルス編・向坂逸郎訳、岩波文庫 全9巻)、『山川菊栄評論集』(鈴木裕子編、岩波文庫)、中央公論社:世界の名著43『マルクス エンゲルス1』(責任編集・鈴木鴻一郎、日高晋・長坂聰・塚本健訳)を出してくる。図書館の行き帰りにArt Pepper (with George Cables, George Mraz and Elvin Jones) "Thursday Night at the Village Vanguard"を少し聴く。帰宅して16時からTBSラジオ荒川強啓デイ・キャッチ!で福島みずほ氏の出演トークを聴いているが、どうも宮台真司も出演しているようだ。内容は今日の様々な時事ニュースについてコメンテーターの両氏などが論評を加えるというもの。福島氏と宮台氏のコメントが労働者派遣法問題についてもシリア介入問題についてもかなり違うというか逆なのが興味深い。図書館で書庫の本が用意されている間、岩波書店の『世界』・『思想』、青土社の『現代思想』などの最新号やバックナンバーを読み耽っていた。『現代思想』の最新号は「婚活のリアル」という特集。岩波の『思想』の巻頭言というか「思想の言葉」は一ノ瀬正樹氏が執筆していた。短い随筆風の、エッセイ風の文章だったが、それなりに面白かったが、今思い返すと何が言われていたのか忘れている。それから『思想』のバックナンバーでポール・ド・マン特集の号を熟読した。『世界』は最新号のシリア情勢分析、エジプトその他を熟読。それから伊藤和子氏の政府は1ミリシーベルト以下を遵守せよという論文、福島の甲状腺がん論争についてのジャーナリストの文章などなどを熟読した。被曝を避ける権利、避難の権利を巡る議論を含めてである。まあこういうものに限らず何でも丁寧に読んでいきたいと思った。帰宅してラジオをiPhoneradiko.jpで聞くときに、最初誤って文化放送吉田照美のやる気マンマンに合わせてしまっていたが、結構面白くて、一緒にいた母親が面白い、面白い、と喜んでいた。