過去との邂逅

朝起きて本とCDの整理をし、いまラーメンを食べているが、ルネ・シェレールの『幼年期のエロティック』という著作のフランス語原書にこんな手書きのメモが挟んであるのを見付けて、懐かしいとともに複雑な感慨に囚われた。「フランスにすんで、ユメみたいな生活をおくるのが、ぼくのユメです! by TBSマン 97/9/17」。15年前の自分の幼稚さに苦笑するとともに、38歳の現在、2013年には、人間の夢や希望などその多くは一切叶わないものなのだ、という端的な事実を思い見ないわけにはいかないのだ。ま、それだけのことである。ラーメン食べ終わったらシャワー。