マニアック #2

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　マニアック #2
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■審査に通りました！

ありがとうございます。購読者がいるかどうかは分かりませんが、頑張ります。
そしていきなりですが、メルマガ発行が遅れたことをお詫びします。
理由は簡単で、億劫でパソコンを開く気になれないまま３週間ほどが経過してしまった、ということでした。
これからちゃんと発行しますので、御寛恕下さい。

予告したテーマは民主主義、そして法と力ということでしたが、何となくもう疲れています。
次の日曜日が衆議院選挙ですが、それについてどう考えればいいのでしょうか。
ぼくは明るい展望を持つことができません。

選挙の争点として、幾つかのことを考えることができます。
まず、改憲の是非。９条の戦争放棄や、基本的人権などです。
それから、脱原発の是非です。
また、消費税の増税やＴＰＰです。
経済政策、デフレ対策もありますが、大まかには上記だといっていいでしょう。

そして、政党を巡る状況としては、２００９年の民主党による政権交代への失望感が拡がっており、世論調査では自民党の大勝という見通しが伝えられています。
共産党、社民党も支持拡大に頑張っているようですが、民主党から小沢一郎さんたちのグループ、国民の生活が第一が分かれ、さらに、滋賀県知事の嘉田由美子さんを代表に、日本未来の党が結党されました。

ぼくは千葉県の船橋市に住んでいますが、選挙区としては千葉４区だということになります。その状況としては、小選挙区に立候補しているのは次の４氏です。

自民党＝藤田幹雄さん
民主党＝野田佳彦さん
未来の党＝三宅雪子さん
共産党＝斉藤和子さん

野田佳彦さんは、民主党の代表であり、且つ、現職の総理大臣ですが、１９９０年代終わりに当時の日本新党から立候補して以来、一度落選したことを除けば、ずっと当選し続けてきています。

自民党の藤田幹雄さんについては、正直存じ上げません。斉藤和子さんは、船橋生まれの船橋育ちだそうですが、以前から立候補し続けているはず。事務所がぼくの自宅のすぐそばです。

未来の党の三宅さんは、「国替え」で群馬からやってきました。１ヶ月ほど前のことです。
目的は、総理大臣の野田佳彦さんを倒すこと、「野田退治」ですが、成功するかどうかは全く分かりません。

ぼくは今回の選挙では三宅さんを応援することに一昨日決めました。共産党と斉藤さんには申し訳ないですが。現状では共産党候補が当選することは難しいと思ったからですが、といって、未来の党の三宅さんなら必ず勝てるわけでもないでしょう。
野田さんが敗れ、そして、自民党の藤田さんが当選してしまう可能性も大いにあります。
それはそうですが、だからといって「戦略的」に野田さんに投票しようという気持ちにはなれませんでした。

一昨日船橋駅の近くにある三宅事務所に寄って、ポスターとフライヤーを戴いてきて、ポスターを自分の店の前に掲示し、知り合いにフライヤーを配りました。
現在の公職選挙法では、フライヤーをポスティングすると違反になるそうです。
これではほとんど活動らしい活動はできませんね。
選挙区制度、小選挙区比例代表制度にせよ、現在の公職選挙法にせよ、そのかなりの部分を見直し、改正すべきだと思いますが。
それに何より、一票の格差が是正されていません。違憲状態のままです。
ぼくが住む船橋市、千葉４区は一票の価値が全国で最も低いということになっています。

何か理論や分析というよりも、現状を書くだけになってしまいましたが、ぼくは上に述べたことに非常に不満を持っています。
議会選挙はただのガス抜きだとはぼくは思いません。
思いませんが、今の状況ではその有効性に限界があるのも確かでしょう。
せめて、自民党がとんでもなく圧勝する結果にだけはなってほしくないですが。

では、今はこれで送ります。

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マニアック
編集：攝津正
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