攝津正の犯罪 volume 1

さて、2012年5月21日(月)に37歳の誕生日を迎えたが、5月21日が本当の誕生日ではないという説もある。私が生まれた頃、祖父が亡くなり、そのせいで誕生日がずらされたというのだ。──その説の真偽を確かめることはできないが、それはともかく、《ハッピー・バーズデー》ではなく《アンハッピー・バースデー》というしかなかった。前夜から両親が泥酔し、Ustream放送を終えた私のところに転がり込んできた。彼らがわけのわからぬ口論を始め、収拾がつかなくなったのだ。といっても、そうされても、私に何ができるというわけではないから、放置するしかない。両親は酒乱なのだ。

母親は母親でわけのわからぬことを喚き続けているし、父親は恥も外聞もなく大声で泣きじゃくりながら成田在住の自分の実の息子(私の義兄)に二度も電話してしまった。深夜零時半をとうに回っているというのに。驚いた義兄から、何があったのかと電話が掛かってきたから、何でもない、いつものことだと返事をしておいたが、呆れ果ててしまった。

シャワーを浴びて深夜3時頃に就寝したが、数時間後、意味不明な父親の怒鳴り声で目が醒まされた。《畜生、俺は一体何なんだ。》──そしてそればかりではない。《お前は人間じゃないぞ。》──泥酔し錯乱した父親が私の部屋に侵入し、意味不明なことを叫びながら私に殴り掛かってきたが、相手は76歳の老人であり、しかも足元も覚束ないほど泥酔しているから、苦もなく取り押さえてしまった。

もっともっと書き続けたいが、パソコンが不安定なのでとりあえず送り、後で追加することにしたい。では、一旦さようなら。